神戸は新開地にある名画座、パルシネマしんこうえんで「英国王のスピーチ」と「クィーン」の2本立てを観てきました。
最強の組み合わせ^^でしょっ。
「英国王のスピーチ」は公開時、映画館で眠ってしまったという悔しさを晴らす^^ことができました。
ヘレン・ミレンの「クイーン」は上品で威厳があって、本物の女王のようでした。
スコットランドの城にいた女王は、首相になったばかりのトニー・ブレアの助言もあって、パリで事故死した、ダイアナに捧げる花束であふれるバッキンガム宮殿にもどります。
花束には王家を非難するカードがつけられたものも目立ちました。
喪服を着た女王の歩く沿道に小さな花束を持った少女を見つけ、「置きましょうか」と声をかけると、「あなたへよ」と手渡されます。いいシーンでした。
吃音を克服したジョージ6世からも、エリザベス女王からも、最後の決断をする責任がどれだけ重いのかということがひしひしと伝わってきます。
ジョージ6世が自分の幼い女の子2人にペンギン(だったかな?)の話をしてあげます。そのお姉ちゃんのほうが、父のあとを継ぐ、のちのエリザベス女王なんですね。
今年パルシネマで観た映画です。
「瞳の奥の秘密」を観たのは3月11日。映画館に向かう地下鉄の中にいて、私は地震の揺れを感じませんでした。
でも、この映画もあの日に観た映画として、記憶に残りそうです。
(1枚目、3枚目の写真はgoo映画より借用しました)