新開地の神戸アートビレッジセンターKAVCホールで、劇団風斜第59回公演サヨナラ、つかこうへい蒲田行進曲を観てきました。
役者が激しくぶつかり合って、格闘技(実際にみたことない^^のだけれど・・・)を見ているような舞台でした。
つかこうへいさんが62歳で亡くなって1年が過ぎました。
つかさんのオリジナルがどういうものだったのかは知りませんが、銀四郎/風間杜夫さん、小夏/松坂慶子さん、ヤス/平田満さんの映画は観ています。
いつだったのか確かめてみたら、映画の公開は1982年、もう30年近く前のことだったんですねー。そんなに前のことだったとは思えないほど、印象強い作品でした。
今回の舞台、小夏役のりえ。さんヤス役の高井幸康さん、まさに体当たりの演技でした。
たとえ、効果音がついての殴る蹴るシーンとはいえ、身体にアザなどできたんじゃないかと、いらぬ心配をしてしまいましたよ。
階段落ちは客席の階段を利用して、照明と効果音を組み合わせて、上々に仕上がって、全員で歌う「蒲田行進曲」で、ハッピーエンドです。
舞台はカットのない長回し。情熱と集中力で創り上げていくんですね。
老体の私にはちと刺激過多、疲れも感じた舞台でした。