自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

斎場御嶽(せーふぁうたき)

2008-10-13 | 沖 縄
今回の沖縄行き、最後の訪問先は斎場御嶽(せーふぁうたき)です。

御嶽とは、南西諸島に広く分布している「聖地」の総称だそう。中でも斎場御嶽は琉球王国、最高の聖地です。

2000年に世界文化遺産に登録されています。

写真は斎場御嶽への上り口から見えるニライカナイ橋です。


御嶽の中には6つのイビ(神域)がありますが、そのうちの1つ、「寄満(ユンイチ)」です。

台所を意味するそうですが、貿易の盛んだった琉球で、世界中から交易品の集まる「豊穣の満ち満ちたところ」と解釈されるそうです。




左上の写真は「大庫理(ウフグーイ)」。大広間や一番座という意味を持った「拝所」です。

その他は御嶽内の植物で、右上:クワズイモ(サトイモ科)、左下:クロヨナ(マメ科)、右下:タイワンクズ(マメ科)です。


「三庫理(サングーイ)」です。

手前右側にあるステージと、三角形の空間の突き当りが拝所になっています。


三庫理の狭いところに「久高島遥拝所」があって、木々のすきまから久高島が見えます。

久高島は琉球開びゃくの神、アマミキヨの降臨地と伝えられていて、東方楽土―ニライカナイの遥拝所として崇拝されています。

御嶽のあとはあざまサンビーチあたりで少しクルマを下りたりして、空港に向かったのでした。


とうとう、もちろん、やっぱりクイナは見つからなかった^^沖縄の旅でした。


コメント
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