門野晴子さんは、ぽんぽんと歯切れのいい、しゃべり言葉のような文章を書く。
書くことすべてにうなずくわけではないけれど、おおむね共感できる。
1937年生まれ、’80年代は教育問題を、’90年代は老人問題を中心に活動してきた。老人問題を扱った多くの著書がNHKの朝の連続ドラマ「天うらら」の原作になった。
そして、’00年代はアメリカで家庭を持ったお嬢さんの子育てなんかを日米比較して書いていこうと考えていたと思う。
うろ覚えの記憶では高校生のお嬢さんに同年代の恋人ができたとき、外でこそこそされるよりはと、自宅で同棲させてしまったエピソードがあった。アメリカでかなり年上の大きな子どもがいる人と結婚したのはこのお嬢さんだ。
このお嬢さんが生んだ男の子とその妹が2人ともオーティズム(自閉症)だった。男の子は特に多動で行動全体にこだわりが強い。子育ては大変だと思う。
門野さんは孫のかわいさと、お嬢さんを少しでも手助けしようと、せっせと渡米する。
アメリカという国はとんでもないことをいろいろしでかしてくれけれど、個々の人間を大切にするシステムは先進的だ。2人の兄妹ともスペシャルエデュケーションが始まっている。家族の暮らすバークレーは地域ぐるみでこの子たちを見守る風土がある。
まだ、身体の小さい今だったら、追いかけたり、抱きとめたりできるけれど、2人ともこれからグングン育って、ヒゲも生えるし、胸も大きくなってくる。
門野さんはそんな2人の成長をどんなふうに報告してくれるだろうか。
書くことすべてにうなずくわけではないけれど、おおむね共感できる。
1937年生まれ、’80年代は教育問題を、’90年代は老人問題を中心に活動してきた。老人問題を扱った多くの著書がNHKの朝の連続ドラマ「天うらら」の原作になった。
そして、’00年代はアメリカで家庭を持ったお嬢さんの子育てなんかを日米比較して書いていこうと考えていたと思う。
うろ覚えの記憶では高校生のお嬢さんに同年代の恋人ができたとき、外でこそこそされるよりはと、自宅で同棲させてしまったエピソードがあった。アメリカでかなり年上の大きな子どもがいる人と結婚したのはこのお嬢さんだ。
このお嬢さんが生んだ男の子とその妹が2人ともオーティズム(自閉症)だった。男の子は特に多動で行動全体にこだわりが強い。子育ては大変だと思う。
門野さんは孫のかわいさと、お嬢さんを少しでも手助けしようと、せっせと渡米する。
アメリカという国はとんでもないことをいろいろしでかしてくれけれど、個々の人間を大切にするシステムは先進的だ。2人の兄妹ともスペシャルエデュケーションが始まっている。家族の暮らすバークレーは地域ぐるみでこの子たちを見守る風土がある。
まだ、身体の小さい今だったら、追いかけたり、抱きとめたりできるけれど、2人ともこれからグングン育って、ヒゲも生えるし、胸も大きくなってくる。
門野さんはそんな2人の成長をどんなふうに報告してくれるだろうか。