ユゴー生誕200周年記念・ヴィクトル・ユゴーとロマン派展に行ってきました。
場所は天保山の
サントリーミュージアムです。5階の会場入口に上がるエレベーター前に、長い列ができています。
第一部では
「ヴィクトル・ユゴーの生涯と作品」と銘打って、『レ・ミゼラブル』を著した、文豪ユゴーの言葉を抜粋してちりばめながら、ユゴーの直筆、校正ゲラ、出版物、デッサン、絵、交友関係、政治活動に関しての資料が展示されています。
第二部では
「19世紀フランスの芸術と文化」として、ユゴーが生きた時代のファッション、絵画、工芸品、写真、楽器、音楽や演劇の資料が展示されています。
絵画では
ドラクロワ初期の名作「収穫の聖母」が展示されています。日本初公開だそうです。ロマン派の絵画はもちろんのこと、当時の楽器やドレスも目を楽しませてくれました。
1830年のパリでロマン主義の聖三位一体と言われていたユゴー28歳、ドラクロワ32歳、ベルリオーズ27歳、みんな若いです。ホリエモンさんの32歳に驚いている場合じゃありません。
それにしてもユゴーは亡くなった120年前は著名でも、生まれた203年前は無名だったわけです。有名になると生まれた年も日の目を見るんですね。