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お山にお宮がたちました

厳島神社 in 広島

親友が広島転勤になり、遊びに来るように誘われていたので、仕事がひと山超えたこともあり、バスで広島に向かいました。

広島といえば宮島ですね。
改修で長いこと覆われていた厳島神社ですが、その覆いが最近やっと取れたようです。
安芸國一宮、厳島神社は、中学校の修学旅行、長男がヨチヨチ歩きの時、今回で3回目となりました。

この日から3泊4日の旅が始まり、海を護る神々の聖地を訪れました。

親友は、趣味が神社巡りという私に合わせてくれ、私との旅は、全て神社詣りにしてくれ、快く付き合ってくれます。
本当にいつも有難う💖



厳島神社は松島・天橋立と並び日本三景「安芸の宮島」として知られ、平成8年(1996年)にユネスコの世界文化遺産に登録されています。

宮島に御鎮座地を探されるにあたり、この島を治める佐伯鞍職(さいきくらもと) に神勅が下り、鞍職は大神様が高天原から連れてきた神鴉(ごからす)の先導のもと、御祭神と共に島の浦々を巡り、海水の差し引きする現在地を選んで、社殿造営の神託を受け、勅許を得て御笠浜に市杵島姫命を祀る社殿を創建したことが始まりとされます。

「イツクシマ」という社名も「イチキシマ」が転じたものとする説があり、御社殿を建てたのは、推古天皇御即位の年(593年)であると伝えられています。



その後安芸守となった平清盛がこちらの厳島神社を篤く崇敬し、仁安3年(1168年)に寝殿造の様式を取り入れた御社殿に修造したといいます。
 
到着するとすぐ、平清盛像がありました。


厳島神社に対する崇敬は、平家から源氏の世になっても変わることなく、又時代が移り室町時代の足利尊氏や義満、戦国時代の大内家、毛利家などからも崇拝されたといいます。



御祭神は天照大御神と素盞鳴尊が高天原で剣玉の御誓をされた時に御出現になった三女神で、

市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
田心姫命(たごりひめのみこと)
湍津姫命(たぎつひめのみこと)

で海上の守護神です。



こうして、日本全国の聖地を車でまわって、つくづく日本の良さを感じるのです。





天神社の御祭神は菅原道真であります。


そして金刀比羅神社にて、大物主様も祀られていました。



御祭神を学んでいくと、神々のルーツが何となくわかって繋がってきて、神社詣りが楽しくなります。

厳島神社の鎮座する厳島(宮島)は「神に斎く(いつく = 仕える)島」という語源のように、古代から島そのものが神として信仰されたと考えられており、厳島は神の住む島として禁足地だったようです。

鎌倉時代頃までは地御前神社(外宮)において主な祭祀が行われており、鎌倉時代末期から南北朝時代以降、社人・僧侶が禁を破って住むようになったとされています。

島神社の背景に広がるのは、宮島の最高峰標高約535メートルの霊山「弥山」。
1200年もの昔、弥山は弘法大師空海により開基されました。
弘法大師はこちらで、100日間の求聞持(ぐもんじ)の修法を行いました。

今回は空海さんがこの弥山で修行したらしいから、弥山に一緒に登ろうと誘ってくれ、急遽、登山をすることになりました。

続く
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