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お山にお宮がたちました

力石の神々

わかってしまった。一番最初に謝りに行った時、怒りの鎮まらない神様がいると山さんに告げられた。母も40年ほど前に同じ事を霊能者から言われている。山さんはその怒りが鎮まらない神様のお名前を耳の神様といった。その神様がいうには二つの神様に大変失礼な事をしていると。

私は最初、その一柱は力石の河内五社神社の神様かと思っていた。御神木に雷が落ちたのは神々への不敬からの事だと思う。河内五社神社の神様にも御神木にも本当に失礼をしたと思う。けれど、耳の神様が言った二つの神様は金毘羅様と恵比寿様のことだ。

耳の神様は荒神様であり、神様を護る強い神様で大きな愛で金毘羅様と恵比寿様をお護りしているのだと思う。村の人がお宮を壊し鳥居を除けて人のお詣りを途絶えさせたことへの金毘羅様と恵比寿様への人間の不敬に怒りがおさまらず大いなる優しさゆえ怒っていたのだと思う。

やっと金毘羅様のところに祠を建て、恵比寿様のところに神様がいらっしゃることに気づいてお詣りに行き始めたのを下からそっと見守ってくださっていたのだと思う。

金毘羅様は祠を建てるよう昨年私が動いていた時に、琴平の金刀比羅神社に私を呼んで、神は人の敬により威を増すと言う事を教えてくれ、人間が神を忘れてはならないことをメッセージとして伝えてくれた。恵比寿様は何十年ぶりに人間が来てくれたと、ただただニコニコ笑って愛らしく私達を迎えてくれた。

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