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お山にお宮がたちました

四国八十八箇所お遍路 第三十八番札所 金剛福寺

高知市から土佐清水市の第38番札所金剛福寺へは車で3時間超。海を眺めながら走ります。
天気のとても良い日で空と海のコントラストが美しかったです。


四万十市にある四万十川です。
白鷺が飛んでました。

創業40年以上の田吾作にて昼食をいただきました。


土佐清水市に入りトンネルを抜けると海が近いです。
穏やかな海です。


走る事3時間以上、やっと第38番札所金剛福寺へ到着しました。
前の37番札所岩本寺からは80余km、車で約2時間余、歩いたら約30時間、3泊4日はかかり、四国霊場の札所間では最長距離で、まさに「修行の道場」であるといわれています。


丸みを帯びた亀さんがお迎えしてくれます。

こちら弘法さまが修行の場である不動岩に渡る為に呼んだ大師亀といわれているようですね。

竜宮城のように美しいお寺です。

こちらが本堂です。

御本尊 三面千手観音、脇仏不動明王・毘沙門天
本尊真言 おん ばざら たらま きりく そわか
ご詠歌 ふだらくやここはみさきの船の棹(さお) とるもすつるも法(のり)の蹉跎山

寺伝によれば、弘仁13年(822年)に、嵯峨天皇から「補陀洛東門(ふだらくとうもん)」の勅額を受けた空海(弘法大師)が、三面千手観世音菩薩を刻んで堂宇を建てて安置し開創したという。空海が唐から帰国の前に有縁の地を求めて東に向かって投げたといわれる五鈷杵は足摺岬に飛来したといわれている。寺名は、五鈷杵は金剛杵ともいわれそれから金剛を、観音経の「福聚海無量」から福を由来したとされている。
以上Wikipediaより

本堂からの眺めです。


本堂の横から裏へと本堂を囲むように観音様や如来様がいらっしゃいます。






五智如来・十三仏・千手観音の鋳造仏が108体境内に配置されて、108石仏とかいうようです。

愛染明王坐像が鎮座されている愛染堂です。




こちらは行小角堂です。
役の行者像が鎮座されています。日本独自に発祥・発展した山岳信仰である修験道の開祖であられます。


こちらが大師堂です。

寺の境内というより、庭園ですね。
竜宮城みたいです。



 
不動明王堂です。

多宝塔です。

昔、金剛福寺に、大僧と小僧が暮らしていました。ある日、ここに、旅の僧侶がやってきます。
 「しばらく、ここで世話になれないか」という旅の僧。しかしながら、ここは人里離れた寺で、食料は2人で食べる量しかありません。
 大僧は、顔をしかめましたが、「私の食事を分け合いましょう」と小僧が申し出ます。それから、小僧は、旅の僧と食事を分かち合い続けました。
 とある日のこと。旅の僧が、小僧にこう告げました。
 「これほどの大きな恩を受けたこと、忘れようもない。恩返しに、私の住処を見せましょう」
 こういって、小僧を連れ出していきました。
 あわてて、大僧が後を追いかけていくと、岬から船に乗って、海に出ていくではありませんか!
 大僧は、大声で叫びます。
 「私を捨てて、どこに行くのだ!?」
 すると、旅の僧は、「補陀洛(ふだらく)の世界へ!」と返答するではありませんか!
 補陀洛とは、観音様の住処のこと。つまり、旅の僧は、観音様だったのです!!
 ハッと気づいて、あわてた大僧が見ると、船に乗った2人は、金色に輝く観音様になって消えていきました。これを見た大僧は、「なんということだ!」と、岬で足摺りをして、悔しがりました。
 これが、金剛福寺の足摺伝説です。
 足摺(あしずり)とは、怒りや悲しみのあまり地団駄を踏むこと。この岬の名前が、足摺岬というのは、この岬で様々な人が、足摺をしたことが由縁といわれています。
紹介HPより

金剛福寺からすぐ近くの足摺岬展望台に行きました。何年ぶりだろう??
椿ロードといい、椿の季節は美しいです。

天気がとても良く、海も空も美しかったです。




天狗の鼻と云われるところまで歩いてみました。

木々の間を光が射し込み美しいです。

こちらが天狗の鼻から灯台を眺める感じです。
天狗の鼻にみえますかね??

ジョン万次郎は土佐清水市の出身です。
漂流して無人島に辿り着き、アメリカの船にみつけてもらってアメリカに辿り着き、英語を覚えた後、日本に戻って明治維新にて大変な活躍をされた偉人。
人生色々。生きるって面白いですね。




土佐の偉人はまだまだいますよ!



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