12の楽しみ!

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せともの祭が終わり

2015-09-16 08:50:21 | 陶磁
9月12(土)、13(日)と天候に恵まれたせともの祭が終了。
祭りの翌日、早朝の風景。




ところで、会場に『作家モノヒロバ』というエリアがあったのに気付いただろうか。
また他のテントと何が違うのかなと思った方も多いはず。

簡単に言えば、番号札もらってテントを出すかどうかの違い。

祭運営には多額の経費が掛かる。
その一部を主催者側に参加費として支払うのだがその費用は組合に入っていない個人は6万円近い。
2~3人やグループで出店することが多いのもそれが理由の一つ。

全国の陶磁祭り、クラフトフェア等に参加している友人いわく全国で最も高額である。
結果参加したくても売り上げを考えると二の足を踏む個人も多い。

ならばもう少し参加しやすい金額にならないかということでできたのが『作家モノヒロバ』である。
参加費何と1万円(末広ニコニコ広場)。駅前は2.5万円。

また品野会場も割と参加費を抑えてある。
品野会場は陶磁器だけではなく木工や布などクラフトフェアに近い。

この参加費の問題はずーと以前からある。特に個人作家にとっては重要問題。
だから年によって作家系のテントが少なくなったりもする。
以前は運動会テントが多かったがそのレンタル料も高いので最近はアウトドア用の簡易テントが多くなった。

量産物を買いに来るお客さんもいれば作家ものを探し求めるお客さんもいる。
全体としてテント数が多ければお客さんも楽しめるだろうし来年も期待するだろう。

運営経費が掛かるのは重々承知だが、若手・個人作家を盛り上げるためにも参加費は抑えていただきたい。
瀬戸のやきもの全体を活性化する一つの方法だと思うのだが。

いずれ大胆な運営政策が必要だろう。

近いうちに夜明けが来るといいな。