「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

コラム⑦  音楽で「生きる」ってこと

2009-02-18 08:40:05 | Music Life
不況が続いている。
音楽業界だって、その波は敏感だよねぇ。

数年前からCDの売り上げは激減しているし、
ミュージシャンの「使い捨て化」が進んでいる。

知り合いのギタリストは仕事が無くなり、
バイトで生計を立てている。
30代半ばでの「ミュージシャン失業」
これってリストラなんだよね。しかも落ち度が無くても切られるのさ。

可愛そうなのは「潰しが利かない」ってことだよ。
音楽しかやっていないから、まともな仕事にありつけないのさ。
一般的にミュージシャンなんて「社会不適合」の烙印を押されている典型的な職。
そのリスクは凄いものがあるよね。

お店に来る若い人達が「ミュージシャンになりたい!」と言う。
立派な夢だと俺は思う。
ただ、本気でやらないと生きてはいけない。

「人より上手い」「サラリーマンは嫌だ」「音楽が好きだから」
そんな理由を語る人が多い。
でもそれだけじゃぁ「職業にはならない」

ハッキリ言おう
「それほど上手くないプロも多い」し、
「音楽は大して好きじゃない」人が食えてる。
それはなぜ?
そこを考えて欲しいんだ。

社会はどの業界もクレイジーだし、クールだ
チャレンジすることは面白いし、それはジャンルではない。

「一生ロックする」ことと「スーツでビジネスマンとして働く」こと・・・
ここには「違い」なんて何も無いんだよね。

「自分のスペース」を手にする事ができれば、
きっと幸せな人生になると思う。

後から「ああしとけば良かった・・・」ってのは、言いっこ無しだぜ。

<2/18 Mash>
★湘南の中古楽器専門店Jerry'sのオーナーです。
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