「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

俺「Mash」が「ロッドさん」の名盤について書くと、こうなります!

2019-01-20 12:12:06 | 編集長「MASH」のレコード&CDラック(音楽紹介)
久々に盤のコトでも書こうか!
しかも、エッ?と言う作品をさ(笑)

写真を見て音楽家やロック好きなら
もうお分かり!そう!
ビート師匠のヘアスタイルもココから頂いたという
ロッドの「スーパースターはブロンドがお好き」
ですよ!

「うっ… Mash氏らしくない!」
と大方の読者がこぼしているところか?(笑)
しかし、今日はあえて言おう!
「ちゃんとアナログで聴いているかい?」

ロッドについて簡単に言っておこう
一時期はミック、ボウイ、ロッド
この3人が「UKロックヴォーカリスト御三家」
だったんだよね。

しかし今思うと、この3人、
「余りにもヴォーカルスタイルが違う」のよね!
そこがまず面白いし、興味深いんだよ!

でも共通して言えるコトは
「一聴して誰だか分かるヴォーカリストだ!」
ってコト!
コレって実はスゴイコトだと思わない?

今日は多く書いて来たミックやボウイじゃない
コレぞまさに「第三の男」に
スポットライトを当ててみたい!
(こーいう歌ロッドに有ったでしょ!)

まあ、俺としてはロッドが「ベック・グループ」
に居た2つの作品はマストだと思っているし、
その流れでロニーとヤっている「フェイセズ」
も当然聴いておかにゃならんでしょ!
歌う奴、ギター弾きの常識として(笑)

さてロッドのスタイルはブルースよりも
ソウルマン… 特にサム・クックの影響下にあり
それが功を奏したのが「ベック・グループ」でR。

ベックの横でブルースを歌っても
「黒さ」よりも「ポップさ」が際立つ。
コレってベックの意図しない結果だろうけれど、
だから名盤に仕上がっているのだ!
と俺は確信しているぞ!
(実際にサム・クックの名曲達はポップな曲が多い)

一方、「フェイセズ」では
ストーンズ的なバンド感にロッドの歌がカラム!
という図式が当たり、「全てが必聴盤!!」
と言えるでしょう。

ではその後のソロ作品は?

そうなりゃやっぱり「スポットライト」収録の名盤
「アトランティック・クロッシング」
そして、大ヒット作品のコレ!
と言うコトに落ち着いてしまうのよね!

前者は当然、異論あるまい!
でも後者は過小評価されていてねえ…
売れ過ぎた「アイムセクシー」のお陰で
他がカスンデしまっているのよね。

基本的には前者同様、巨匠トム・ダウド氏
によるプロデュースは一貫して渋い音作り!
ベタベタしているドラムやベースには
ルーツ感しか見えて来ないのよね!

正直ストーンズの同時期(78年)よりも
ずっとずっと渋く、カッコイイ!
コレって言ってイイのかねえ?(笑)
一応、俺「ストーンズ好き人間」
ってコトになっているみたいだから!(苦笑)

とにかくロッドの書く曲がイイの!
だから気持ちも入って、歌いっぷりもイイ!
もちろんカーマイン・アピスが叩き出す
独自のドラミング中心のバンド・アレンジがあり
歌えるコトなんだけれど、まあ全てが素晴らしい!
のよね!

実は今作、俺のドラムプレイにも
モノ凄く影響を与えたんだよ!
アピスのドラミングって、歌物で発揮する!
と思うぜ!予想外に歌心あるんだよなぁ!
実際レコーディングで歌うしな、この人。

ロッドの作品中、と言わずに
「70年代のロック史上」
でも個人的には「ベスト10」に入って来る!
そんな作品だよ!

まあ俺も40代だから
「ウルサク無く、渋い音作りで演奏も面白い!」
そんなロックが評価基準となっているから、
こーいうレビューになっちゃうのさ!

最近どうもティーンの時に愛した盤たちが
とてもとても、疲れてね…(笑)

アレ?
そう言や、コレもティーンの頃の愛聴盤だぁ!
「良いモノだけが本物」
だってコトなのさ!

《ジェリーズ・グループ代表 MASH》

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