「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

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MASHが選ぶ「今日の1枚」 ⑥

2009-01-23 11:52:03 | Music Life
ラテンの入り口にグロリア有り!


その豊富な音源からか?
Rock野郎には案外入りにくいのがラテン 

そんな大きな間口になってくれる作品がコレ。

グロリア・エステファンの「Mi tierra」(遥かなる情熱)でR

ティト・プエンテ、ルイス・エンリケ、そしてシーラEまでも参加した本作には、
落ち着いたラテン・サウンドが目白押しだ。(93年作品)

元々80年代を生きた俺なんかはマイアミサウンドマシーンとして、
彼女をポップ畑から知った人間であるけれど、

その後のソロとなってからの充実には目を見張るよねぁ


特にこの作品は今日みたいな「どんより天気」にもベスト・マッチなサウンド。


「底抜け根明ラテン」ではなく、

あくまでも「大人なシットリ感」で聴かす傑作です!

ギタープレイヤーから見ても、素晴らしいプレイのオンパレードだし、
「抑えたアレンジ」や「歌を引き立てる演奏力」こそ、
アマチュア・ミュージシャン達に聴いて頂きたいですね!


もちろん言わずもがな、グロリア本人の「歌世界」は艶っぽくて素晴らしい

一生聴き続けられる1枚だよね 

あなたもココから深~い「アフロ・キューバン」な世界に

ドップリと入り込んではいかが 

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★湘南の中古楽器専門店Jerry'sのオーナーです。
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