ゆみこの『邁歩如猫行』

街で見かけた猫のこと、太極拳・中国武術のこと、日々の雑感を気が向いたときに書き綴ります。

会話のテンション

2017-11-30 20:26:22 | 日記
女子更衣室ではしばしば配偶者の話しをし合う。よくあるのが、夫婦で会話しても夫の声が聞こえないと言う不満だ。

夫に何かを聞いても、聞き取れないような声でボソボソ答える。聞き取れないからこっちがさらに大きな声で話しかけると、また同じような籠った声が返ってくる。こっちが「大きな声で話して」とさらに声を張り上げると、向こうは「大きな声で怒鳴るなよ」とさらに小さい声で言う。そして互いのイライラはピークとなる。

どうやらどこの家庭も似たり寄ったりのようだ。

私の周辺の女子は、夫の声が聞き取れなくなるのは、加齢のせいで夫の声の音域が聞き取りにくくなったからと、自分の聴力の衰えに原因があると見る人が多い。

では男性側はどう分析しているのか。学生時代から付き合いのある美容師さん(男性)に聞いた。

「それはね、妻が相手じゃ会話のテンションが上がらないからだよ」との回答。

夫が妻に対しボソボソ、ブツブツとあたかも誰にも聞かせたくないような元気のない声で話すのは会話のテンションにあり。

たとえ一個人の意見ではあっても、深く考えさせられる答えである。
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悟性

2017-11-29 00:29:06 | 太極拳
悟性。

武術では、自分で考えて、自分が気付くことが大切だと、中国からの留学生。

日本と中国。中国語はわからないが、漢字を通じて少しは想像できる。漢字の文化を共有していて良かった。
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縦横無尽

2017-11-27 23:41:13 | 詩吟
「い」の音が腹から出せないため喉が締まって痛いと先生に訴えた。下丹田を意識しても、「い」になると喉の筋肉が固くなる。すると先生は親切にも、口の開け方から、発声のイメージまで、考え付く全ての感覚を共有すべく熱心に説明して下さった。

しかし言語は受け手の解釈で適切に取られることもあれば、曲がって理解されてしまうこともある。「い」の音はやはり苦しい。

試行錯誤するうちに、たまたま体が動いて肩甲骨の下辺りが横に膨らんだ。すると肩が沈み、喉で詰まった気が下がり、緊張が解けたような感覚になった。

身体の縦の広がりで出しやすい音もあれば、「い」で感じたように身体の横の広がりで出やすい音もあるのかも。

「い」の悩みが未だ完全には解消できないまま、「う」と「え」の音の出し方も課題である。
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巍巍たる山と、洋洋たる海

2017-11-26 23:45:33 | 詩吟
任脈を意識するか、督脈を意識するかで、いわゆる男の立ち方になったり、女の立ち方になったりすると、たまに顔を合わせる中国からの留学生が言っていた。つまりは気の回し方を便宜的に「男」、「女」で表していたようだ。

目下取り組み中の吟題は新島襄の『山を看る』。巍巍たる山と、洋洋たる海。山の猛々しさは男で、海の包み込む強さは女かなと、思っていた矢先の上述の話。早速、山と海で気の回し方を変えて吟を試みる。

しかしすぐに躓いた。その後の句は前の句と違い、極めてニュートラルな展開である。詩吟の表現は私が考えるほどシンプルではなさそうだ。
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味方につける

2017-11-25 23:49:19 | 太極拳
練習中に鏡を見て体が歪んでいるときは、腰から下の動きにばかり気を取られていることが多い。

ハンガーにかかった冬の重いオーバーは重力に任せて垂れている。オーバーの重みは袖も、裾も、どこも均等に真下に落ち、一番自然な状態になっている。

体が歪んでいるときは、たいてい頭上高くから吊られている意識を忘れているときだ。重力を味方につける必要がある。
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