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2015-01-27 19:09:34 | 日記
応募先・問い合わせ先】
〒391-8503  長野県茅野市玉川4300
            諏訪中央病院 総務課庶務係  
            電話0266-72-1000(内線553・555)
お問い合わせ専用メールアドレス:byoin@suwachuo.jp
産婦人科医
 当院産婦人科は2008年6月より分娩を再開しました。現在、分娩は月20~30件程度です。近隣の諏訪赤十字病院や長野県立こども病院などと連携しながら、あたたかな周産期医療をスローガンに診療を行っています。特に母乳育児に力を入れており、WHOユニセフが提唱するBFH(Baby Friendly Hospital:赤ちゃんにやさしい病院)に2013年8月認定されました。
 他科との連携は非常に良く、垣根がありません。
 院内では主に研修医を対象とした各種勉強会が活発に行われています。専門医でも自由に参加することができます。
 八ヶ岳のふもとに位置し、夏は涼しく冷房をほとんど必要としません。冬は寒くて凍っていますが、スキー場は近くにあります。ですから、マラソン・山登り・スキー・スノーボードなどを趣味とする病院職員がたくさんいます。
 あたたかな雰囲気で、分娩を主体とした地域の産婦人科医療に従事してみたいとお考えの方は、是非ともお問い合わせ下さい。
 見学は随時お受けできます。交通費、宿泊費は当院で負担いたします。見学をお待ちしております。
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2015-01-27 19:08:25 | 日記
呼吸器内科医
 諏訪中央病院は八ヶ岳蓼科高原の麓に位置する、市町村組合立の総合病院です。夏は涼しくリゾート施設も多く、避暑地として多くの観光客が訪れる地域です。
 当院は、故今井澄名誉院長、鎌田實名誉院長(鎌田實オフィシャルウェブサイト、鎌田實オフィシャルブログ「八ヶ岳山麓日記」)の時代から一貫して、「患者主体の医療」「地域に根ざした医療」「手作りの医療」を目指し、実践して参りました。
 現在、内科スタッフ医師が26名。内科後期研修医12名、総勢38名で一丸となって日々の診療に取り組んでおります。現在、呼吸器内科は、2名体制で専門領域を担っております。しかし、地域の方々のニーズに応えるため更なる充実を図りたく、我々と共に情熱を持って地域医療に取り組んで下さる呼吸器科の医師を募集します。
 呼吸器科医師が高いモチベーションを保ちながら、専門性を存分に発揮できるように、総合診療部医師5名と内科後期研修12名が、様々な診療場面でサポートいたします。当院は、内科に限らず、各診療科間が大変仲良く、診療科間の垣根等は全くありません。コンサルテーションも大変スムーズに行われております。
 当院にご関心のあるかた、信州の涼やかな高原で地域医療に従事してみたいとお考えの方は、是非ともお問い合わせ下さい。病院見学は何時でも大歓迎です。

・ いつでも山に登れる環境で仕事をしたい人
・ いつでもスキーにいける環境で仕事をしたい人
・ エアコンが不要なところで仕事をしたい人(赴任12年目で初めて扇風機を買いました)
・ カラッとした環境で仕事をしたい人(湿度が低く働きやすいです)

 見学は随時お受けできます。交通費、宿泊費は当院で負担いたします。見学をお待ちしております。
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2015-01-27 19:03:36 | 日記

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精神科
 現在常勤医不在のため、非常勤医師による外来診療を行っております。外来診療日は、火曜日午後、水曜日午後(思春期外来)、木曜日の午前です。
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麻酔科
 手術を受けるのは誰でも嫌なものでしょう。病院という何がどうなっているのかわからない建物の中でも、手術室は、通りがかりにちょっと中をのぞいて見る機会もなく、手術を受ける時になって、自分ひとりだけが入ってゆく場所です。医者も看護師も、帽子をかぶりマスクをつけた仰々しい格好でずらりと並んで、圧倒されるようだ。その上、手術を受けるということは、切った張った等々をされるのだから、痛く辛いのではないか?麻酔をするから手術中は痛くないのかも知れないが、目が覚めたらすぐにでも痛いのではないだろうか・・・
 手術を受けて病気や怪我が元通り良くなるだろうかという不安とは別に、手術を受けること自体に伴う不安が、患者にはあると思います。私たち麻酔科医は、この後者の心配を出来るだけ軽減することに、心を砕いています。残念ながら、手術を受けて何らの痛痒も感じず退院まで楽に過ごせるという訳には、どうしても参りません。しかし、周術期(手術を含む前後数日間をこのように呼びます)の不安と苦痛とは、いろいろな工夫によりある程度緩和出来るものです。
 手術の前に、麻酔と手術との大まかな流れが理解できるように説明することによって、手術に対する漠然とした不安が少なくなるようにし、手術中は生命の安全を確保し、かつ、手術が終った後は、傷の痛みや吐き気をはじめとする不快感が出来る限り軽くて済むように工夫する、これが私たちの主たる仕事です。皆様、どうかよろしくお願い申し上げます。
大谷 十茂太 (おおたに ともた)
平成8年 大阪大学卒
麻酔科部長
・経歴 大阪府済生会中津病院、国立病院機構呉医療センター、千葉県こども病院などを経て、平成19年より現職。
・所属学会、認定医など
日本麻酔科学会(専門医)
石丸 美都彦 (いしまる みつひこ)
平成8年 岡山大学卒業
麻酔科部長
・専門領域
・経歴 岡山赤十字病院、千葉徳洲会病院を経て、平成24年4月より現職。
・所属学会、認定医など
麻酔科標榜医 麻酔科認定医
村田 恒有 (むらた つねあり)
昭和46年 東京医科歯科大学卒
麻酔科医師
・専門領域 一般外科、麻酔科
・所属学会・認定医など
麻酔科標榜医
関 慶子 (せき けいこ)
平成21年 旭川医科大学卒
麻酔科医師
・経歴 市立旭川病院、旭川医科大学附属病院で勤務。
・所属学会・認定医など
日本麻酔学会(認定医) 臨床麻酔学会 区域麻酔学会
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放射線科
 当院の放射線科では、CT、MRI(磁気共鳴画像)の撮像指示や画像読影を行い、病気の診断をつけ、その結果を報告書にまとめて紹介医に報告する業務を行っています。またこれらの検査が適切に、かつ最小限の被曝で行われるよう、放射線技師と協力して撮像条件を決定しています。当科は山梨大学放射線科と連携しています。
 開業の先生方が依頼されたCT, MRIに関して、検査から数日のうちに報告書を郵送できる体制を今整えております。
佐野 美香 (さの みか)
平成13年 山梨医科大学(現・山梨大学)卒
放射線科部長
・専門領域 画像診断学(特に腹部画像診断)
・経歴 富士吉田市立病院、山梨県立中央病院、山梨大学医学部附属病院などを経て、平成23年3月より当院放射線科に勤務。
・所属学会、認定医など
放射線診断専門医 日本医学放射線学会 日本放射線腫瘍学会 日本磁気共鳴医学会
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病理診断科
 病理診断とは、検査や手術の時に患者さんから採取された、臓器・組織や細胞の形態的変化を、肉眼あるいは顕微鏡を用いて詳細に観察することにより、病気そのものを診断することです。この病理診断により、良性か悪性か、治療法の選択、予後、などについての判断に有用な情報が得られます。
このように重要な病理診断を、できるだけ早く、正確に提供するために、当院の病理診断科では、常勤病理医1名と細胞検査士3名 の体制で、組織診 (生検・手術材料)、細胞診 (尿・喀痰・婦人科材料・乳腺穿刺吸引材料など)、術中迅速診断、病理解剖の業務にあたっています。難解症例については、日本病理学会中部支部コンサルテーション事業などを通じて、各臓器病理の専門家の意見を得て、それを参考にしたうえで診断しています。
浅野 功治 (あさの こうじ)
昭和63年 信州大学卒
病理診断科部長
・専門領域 病理学
・経歴 米国コロラド大学医学部循環器内科部門、博士研究員、山形大学医学部生理学第一講座助手、山形大学医学部器官機能統御学講座助手、信州大学医学部統合生理学講座助手、信州大学医学部附属病院臨床検査部医員などを経て、平成23年4月より現職 医学博士(平成5年 信州大学)。
・所属学会、認定医など
日本病理学会(病理専門医) 日本臨床細胞学会(細胞診専門医) 死体解剖資格(厚労省認定)
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ドック健診センター
 ドック健診は専従スタッフ7名(保健師1名、看護師2名、臨床検査技師1名、事務3名委託職員)で日々の業務を行い、各部の協力によりなりたっています。
 健診では問診により健診者の問題や不安をしっかり把握し、保健指導では個々の健康感を大事にして思いやりのある指導を心掛けて、できるかぎり健診者への行動変容を促すよう努力しています。
 事務面では、10月の病院システム入れ替えの際に、それまでの健診者IDから病院IDへの統合へと変更して、健診結果を外来でも確認できる様にしました。また、前年までキャンセルにより予約枠の非効率な部分を解消する為に、迅速な予約枠の把握と発送書類の整理一元化管理へのシステム整理を行い、健診者数の1割アップを達成できました。
1、ドック健診事業
 日帰りドック(個人・健保組合・企業)を対象
 政府管掌健康保険生活習慣病予防健診
 労働安全衛生法による企業定期健診
 一般健康審査及び証明書発行
 特殊健診及び証明書発行
2、組織市村等依頼事業
 ①茅野市
  乳房マンモグラフィー施設検診
  大腸施設検診
  新規職員健康審査
 ②原村
  村民健診・ヘルスアップ事業への協力
 ③広域
  高齢者インフルエンザワクチン接種
  消防職員(茅野署)職員健診・肝炎検査
  救護施設八ヶ岳寮入所者健診
3、その他
 各種予防接種(海外赴任・留学・インフルエンザ一般・等)
 (日帰り・政管健診)及び(企業健診後依頼)の二次健診
 諏訪中央病院組合の職員健診
 看護学校の学生健診
 ボランティア健診(病院・やすらぎの丘 協力者)
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初期研修医
 平成15年4月に医師臨床研修病院の指定を受け、平成16年4月の新医師臨床研修制度に合わせて3名の初期臨床研修医で研修医教育が始まりました。暗中模索からのスタートでありましたが、指導医やスタッフの理解も深まり、徐々に研修の成果があがってきました。また、多くの医学生にも当院を選んでもらえることで、選考にあたっての医師マッチングシステム(研修希望者と研修病院との希望順位による組み合わせ)では、定数を下回ることなく指名をいただける状況となっています。
宮本 麻菜
(みやもと まな)
平成24年
日本医科大学卒 光田 栄子
(みつだ えいこ)
平成25年
岡山大学卒
胡田 健一郎
(えびすだ けんいちろう)
平成25年
富山大学卒 楠原 美智恵
(くすはら みちえ)
平成25年
長崎大学卒
日向 佑樹
(ひなた ゆうき)
平成25年
群馬大学卒 藤川 裕恭
(ふじかわ ひろひさ)
平成25年
東京大学卒
関 智行
(せき ともゆき)
平成26年
旭川医科大学卒 本多 純太
(ほんだ じゅんた)
平成26年
藤田保健衛生大学卒
山下 創
(やました そう)
平成26年
宮崎大学卒 山岡 祐香莉
(やまおか ゆかり)
平成26年
東京女子医科大学卒
山田 英莉久
(やまだ えりく)
平成26年
杏林大学卒
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2015-01-27 19:02:12 | 日記

2.経営の効率化
(1)財務内容の改善に係る数値目標及び対策
①経常収支比率の目標設定の考え方
 経常収支については、これまでの病院目標として収支均衡すなわち比率として100%を目指す。これは、独立採算を意味するもので、一般会計からの繰り入れを除いての数字である。
 経常収支の改善には、医業収支の改善が必要となる。当院の強みは、建物の建築が民間並みの金額でなされたことで、減価償却費が少ないことが上げられる。このため、平成17年度までは、医業収支で100%を超えていた。平成18年度からは、平成13年度から5年計画で進めてきた医療機器整備のための減価償却費が、前年比9千万円の増加となり医業収支比率が100%を割ってしまったが、これも平成23年で減少する。従って、病床利用率が維持できれば収益が確保され、医業収支比率が改善し、経常収支が改善することになる。
②職員給与費対医業収益比率の目標設定の考え方
 当院の職員給与費対医業収益比率は、17年度~19年度まで55%で推移している。これは、全国平均、類似平均とほとんど変わらない。しかし、平均給与月額は、平均年齢が2~3歳若いことにより、全ての職種において全国平均より低い。これによって、100床あたりの職員数が全国平均より多いのにもかかわらず、給与比率が平均となっている。
 全体的には、一人当たりの給与水準がもともと低く抑えられているといえる。昨今の医師不足、看護師不足の状況から、これ以上給与費を低く抑えるには限界がある。むしろ、条件を良くしていかなければ、人が集まりにくい状況にある。このことを踏まえると、給与比率についての目標は、現状維持が妥当である。従って、55%を当面の目標とする。
③病床利用率の目標設定の考え方
 病床利用率については、黒字であった平成16年度が87%、17年度以降は84%台となっており、黒字となる目標は、診療の水準を維持することを前提に、1日当り315人、87%台と考えている。特に、ベッド管理を充分に行い、年間を通して病床利用率の維持に努めることが、これまで以上に重要となってくる。

(2)対象年度中の収支計画
  別紙参照(pdf)

(3)目標達成に向けての具体的な取り組み
 当院は、一部事務組合であり、医師、看護師、技師から事務に至るまで、組合採用の職員が運営している。従って、組織市村との関係は、病院の意思決定はあくまでも病院側が主体的に行い、それに対して組織市村がスポンサー的に支援するという関係が続いてきた。それは、病院経営が継続的に黒字基調であり、組織市村に対して過大な財政支援を要請する状況ではなかったからである。
 黒字基調の最大の要因は、病院内での自助努力であろう。民間的な手法としては、委託業務を常時見直し、費用対効果を最大限に見積もるという土壌が熟成された結果、材料比率や経費率は、全国平均、類似平均より低い。また、職員給与についても、平均給与月額は、既に述べているとおり全国平均を大きく下回っている。費用を削減するという意識は、職員の中で非常に高いものがある。
 当院が、この3年間赤字を出した最大の要因は、専門診療科の医師不足による収益構造の悪化が考えられる。専門診療科の医師が不足していることで、診療単価が思うように伸びていないことが大きい。医師不足が、地域住民に対しても評判を落とし、外来患者数が減り続けていることも収益を伸ばせない要因である。また、病床利用率は80%を越えているが、当院の場合、85%を超えないと収支は黒にはならない。ベッド管理の徹底が重要課題である。
 結論としては、目標達成のためには収益の確保を最大の課題と捉え、外来患者数の増加、ベッド管理の徹底による年間を通した病床利用率の向上を図っていく。
 専門診療科の医師は、そうたやすく招聘はできない。しかし、初期研修医から後期研修にいたる卒後1年目から5年目までの医師を、恒常的に募集し続け採用することで、救急医療の初期対応を良くし、ていねいな医療を心がけることで、医療の質を向上させて住民の当院に対する意識の変革ができれば、地域の信頼を得られると信じている。

3.再編・ネットワーク化
 諏訪二次医療圏の状況は、冒頭にも述べたが、茅野市、原村、富士見町の南部には、病院は、当諏訪中央病院とJA富士見高原病院があるだけである。当院から他の病院を紹介する場合、近いところで富士見高原病院と諏訪赤十字病院があるが、それでも20分はかかる。従って、地域住民にとって、緊急の場合当院の持つ機能をこれ以上他に委ねるわけにはいかない。
 諏訪地域の病院長が一堂に会した病院長会議が、年に数回催されており、当面の課題等を議論しているが、この諏訪地方は、各病院の立地条件が適当に離れており、それぞれの役割が明確となっているために、再編という話は今のところない。唯一、市立岡谷病院と岡谷塩嶺病院が、岡谷市の意向により再編される可能性はあるが、それ以外は当面の再編は考えにくい。
 ネットワークという観点からは、諏訪赤十字病院が地域医療支援病院でありがん診療連携拠点病院であるため、高度専門医療については、そちらに委ねることでネットワーク化しているといえる。当院では、心臓血管外科について、諏訪赤十字病院、岡谷塩嶺病院と連携しており、外科手術対応患者を紹介している。また、放射線治療についても、諏訪赤十字病院を紹介して連携している。

4.経営形態の見直し
 経営形態の見直しの最大の関心事は、「人事」と「予算」の権限を如何に確保するか、「権限と責任の一致」という観点からであろう。諏訪中央病院の場合、地方公営企業法の一部適用であるが、この「権限と責任の一致」は、一部事務組合という形で担保されている。組織市村との明確な事業の分離がなされており、経営上の責任は、院長が担っている。組合長はあくまでもオブザーバー的な役割を担い、病院の運営については、病院に任せているのが実情で、ここでは経営形態云々という問題は特段ないといえる。
 病院としては、あくまでも経営を主体的に行っているのは自分たちであり、責任を負うのも自分たちであるという意識で事業を進めている。従って、当面経営形態を云々することはない。
 今後、病院側の努力にもかかわらず、収支が好転していかない、或いは流動比率が極端に落ち込んで不良債務が発生するという事態を招きかねない状況になれば、その時点で経営の責任と経営形態の見直しということは考えられる。しかし、問題は経営形態云々ではなく、この地域にとっての病院の役割と機能の明確化であると考えている。この地域の医療を守るために医師を確保し、研修医を育て、看護師を育てている現状は、地域住民の理解を得られると信じているが、昨年からはじまった地域住民との懇談会をこれからも開催し、今の日本の医療の実態と諏訪中央病院の現状を広く情報公開していくことで、更なる理解と協力を得たい。

《病院改革プランの点検・評価》
 3月に行われた組合議会全員協議会において、平成22年2月末までの業務状況について報告がされた。前年に比べ入院・外来患者とも増加傾向にあり、収益も伸びている。更なる患者確保に努め、収益の増を図るべく努力をしていきたい。
 その後、平成22年4月12日に開催された諏訪中央病院組合議員による改革プランの点検・評価において、平成21年度決算見込の報告がされた。経営的にはまだ赤字が続いているが、依然として流動比率は高く経営安定度が保たれている状況が示され、一定の評価が得られた。ベッドを効率的に利用することで収益を確保し、平成23年度の黒字化を目指していく。
 資金不足比率について、当院は流動資産が流動負債を大幅に上回っているため、資金の不足額はないことを報告した。
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2015-01-27 19:01:51 | 日記

概 要
名     称 組合立諏訪中央病院
所  在  地 長野県茅野市玉川4300番地
開設年月日 昭和25年8月1日
運      営 茅野市、諏訪市、原村による一部事務組合
開  設  者 諏訪中央病院組合長
           茅野市長 柳平 千代一
院      長 口 實
職  員  数 586名(平成24年 1月 1日現在)
敷 地 面 積 40,338㎡
延 床 面 積 病  院 23,105.68㎡
           【付属施設】
         看護師宿舎(40人収容)  1,120.00㎡
         医師住宅(世帯用6戸)     620.04㎡
               (単身用7戸)     284.00㎡
         託 児 所              135.00㎡

構      造 病院/鉄筋コンクリート造、半地下1階・地上5階(塔屋2階)
診 療 科 目 内科、精神科、神経科、呼吸器科、消化器科、循環器科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、放射線科、病理診断科、歯科口腔外科、麻酔科、東洋医学科

指  定  等 日本内科学会認定医制度教育病院/日本整形外科学会専門医制度研修施設/日本麻酔科学会認定麻酔指導病院/日本プライマリ・ケア連合学会認定病院総合医養成プログラム/日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療後期研修プログラム施設/日本東洋医学会研修施設/日本泌尿器科学会認定泌尿器科専門医教育施設/日本呼吸器学会特定地域関連施設/日本外科学会外科専門医制度施設/日本がん治療認定医機構認定研修施設/日本透析医学会専門医制度認定施設/日本口腔外科学会専門医制度認定准研修施設/日本産婦人科学会専門医制度専攻医指導施設/日本静脈経腸栄養学会・NST稼動認定施設/日本緩和医療学会認定研修施設/日本脳卒中学会認定研修教育病院/日本高血圧学会専門医認定施設/日本消化器内視鏡学会専門医制度指導施設/日本在宅医学会認定在宅医療研修プログラム施設/日本腎臓学会認定研修施設/日本臨床腫瘍学会認定研修施設/日本心血管インターベンション治療学会認定研修関連施設/下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実施基準による実施施設

長野県国保地域医療推進協議会基幹病院/救急告示病院/二次救急輪番病院/長野県がん診療地域病院
基幹型臨床研修病院 (財)日本医療機能評価機構による病院機能評価認定(平成22年)

病  床  数 一般病床 315床、療養病床 45床、 計360床
    〔内訳〕一般 221床、緩和ケア 9床、回復期リハビリテーション 45床、
        地域包括ケア病床 40床、療養病床 45床
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沿 革
昭和25年  8月 ちの町国保直営諏訪中央病院開設
昭和28年  8月 ちの町より組合(ちの町他9ヶ村)へ病院経営移管
昭和33年  8月 町村合併により茅野市、諏訪市、原村の2市1村の組合立となる
昭和49年 10月 ICU開設
昭和50年  2月 救急告示病院認可
昭和52年  4月 本館2階老人病棟開設、理学療法室(リハビリ)開設
昭和54年  9月 CT撮影装置設置
       11月 脳神経外科開設
昭和55年  5月 ICU・CCU病棟開設
昭和56年 10月 人工透析室開設
昭和57年  4月 保健婦採用により本格的な訪問活動開始
昭和58年  1月 汎用コンピューターシステム導入、医用レーザー装置購入
       12月 第1回ほろ酔い勉強会
昭和59年  6月 デイケア開始
       12月 長野県心疾患基幹病院に指定
昭和60年  9月 整形外科開設
昭和61年  4月 新諏訪中央病院(現病院)竣工
        7月 泌尿器科開設
       12月 病院サイン計画に対し、第20回SDA(日本サイン・デザイン協
           会)賞受賞
昭和62年  1月 心臓血管外科開設
昭和63年 11月 漢方外来開設
平成 元年  4月 耳鼻科医常勤化
平成 2年  3月 MRI装置設置
        4月 老人保健施設「やすらぎの丘」(50床)開設
平成 4年  3月 研修センター棟(在宅介護支援センター・家庭復帰モデル室を含
           む)竣工
       12月 第一回病院建築賞受賞(日本病院建築協会)
平成 5年  1月 分院リバーサイドホスピタル(105床)開院
        4月 諏訪看護専門学校開校
       10月 東洋医学センター開設(分院)
       12月 救急医療活動に対し長野県知事表彰
平成 6年  5月 自治体立優良病院表彰(全国自治体病院開設者協議会・全国自
           治体病院協議会)
        9月 救急医療活動に対し厚生大臣表彰
平成 7年  4月 皮膚科医常勤化
        5月 自治体立優良病院自治大臣表彰
平成 8年 12月 ドック健診センター完成、使用開始本院増築工事本格着工
平成10年  4月 産婦人科医常勤化
        7月 本院増築完成、東洋医学センター移転
        9月 緩和ケア病棟6床が認可、一般270床・療養型病床群90床・緩
           和ケア病棟6床となる
       11月 集団給食の栄養改善功労賞、厚生大臣表彰
平成11年  7月 総合リハビリテーション施設認可
平成12年  3月 訪問看護ステーション「いろは」「どれみ」開設
平成13年  4月 リバーサイドクリニックの経営を茅野市に移管
平成14年  4月 諏訪看護専門学校の3年課程への変更により諏訪中央病院看
           護専門学校に名称変更し、課程変更後の第1期生入学
       11月 第1回癒しと安らぎの環境賞 病院部門最優秀賞受賞
       12月 医療療養型病床群60床のうち42床を回復期リハビリテーション
           病棟として届出受理により開始
平成15年  4月 臨床研修病院に指定
        9月 病床種別の変更届出により一般病床321床(緩和ケア病棟16
           床、回復期リハビリテーション病棟45床を含む)、療養病床45
           床
平成16年  4月 病床変更 一般病床317床、療養病床45床の362床となる
平成17年  4月 外来・研修棟の完成により、癌の化学療法を行う通院治療センタ
           ー本格稼動 外来図書室が開設される
        6月 歯科口腔外科開設
平成18年  4月 訪問看護ステーション「どれみ」を「いろは」に統合
        5月 ほのぼの透析クリニックを茅野駅前ビル1階に開設
平成20年 12月 療養病棟45床のうち、23床を医療、22床を介護型に転換
平成21年  4月 2年間の準備期間を経て、DPC対象病院となる
平成22年 11月 病床数変更、一般病棟315床、療養病床45床の360床となる
平成23年  4月 介護老人福祉施設「ふれあいの里」を茅野市より経営移管
           緩和ケア病床を9床に増床し、一般病床315床のうち一般261
           床、緩和ケア9床、回復期リハビリテーション病棟45床となる
平成24年  4月 療養病床45床のうち、27床を医療、18床を介護型に転換
平成25年  4月 療養病床45床のうち、32床を医療、13床を介護型に転換
平成26年  4月 療養病床45床のうち、36床を医療、9床を介護型に転換
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施設基準
当院は、厚生労働大臣の定める基準による保険医療機関です。

1.入院基本料について
(1)一般病棟…2階西、2階南、3階南、3階西、4階南病棟は、「7:1入院基本料」を届出しており、(日勤、夜勤あわせて)平均して入院患者7人に対し看護職員1人以上がおります。
急性期看護補助体制加算・・・看護補助者を1日平均で常時入院患者50人に対し1人以上を配置しております。
ハイケアユニット入院医療管理料1・・・入院患者4人に対し看護師1人以上が常時勤務している治療室です。 【当院は、DPC(診断群別包括評価方式)対象病院となっており、一般病棟が該当します。医療機関のⅢ群、医療機 関別係数1.2950】(基礎係数1.0276、暫定調整係数0.0354、機能評価係数Ⅰ0.1753、機能評価係数0.0567)
(2)療養病棟…4階西病棟は、「療養病棟入院基本料1(8割以上)」を届出しており、平均して入院患者20人に対して1人以上の看護職員と看護補助職員がおります。
(3)緩和ケア病棟…緩和ケア病棟入院料を算定しており、入院患者7人に対し1人以上の看護師がおります。
(4)回復期リハビリテーション病棟…4階東病棟は、回復期リハビリテーション病棟入院料1を算定しており、入院患者13人に対し1人の看護職員と30人に1人の看護補助職員がおります。また、専任の医師1人、専従の理学療法士3人以上、作業療法士2人以上、言語聴覚士1人以上、社会福祉士1人のスタッフがおります。
(5)地域包括ケア病棟…3階東病棟は、地域包括ケア病棟入院料1を算定しており、入院患者13人に対し1人の看護職員がおります。また、専従の理学療法士1人と専任の在宅復帰支援担当者1人のスタッフがおります。
看護職員配置加算・・・看護職員を上記人員に加え、常時入院患者50人に対し1人以上を配置しています。
看護補助者配置加算・・・看護補助者を常時入院患者25人に対し1人以上を配置しています。

2.入院食事療養について
療養のための食事は、管理栄養士の管理のもとに適時「夕食については午後6時以降」、適温にて提供しております。また、予め定めた日に掲示した複数のメニューから、お好みの食事が選択できます。(入院時食事療養(Ⅰ)、入院時生活療養(Ⅰ))

3.入院の付き添いについて
入院患者さんのご負担による付き添い看護を行っておりません。

4.室料差額について
当院では、3人室以上については、室料差額を徴収しておりません。1人室(1日3,240円~10,800円)、2人室(2,160円)を希望される方は、ご相談ください。

5.薬剤管理指導料について
当院では、入院患者さんに対して、薬剤師によるベッドサイドでの服薬指導を入院中に行っており、また退院時にも服薬指導を行っております。 医薬品の安全性に係る重要な情報を把握した際には、速やかに必要な措置を講じる体制を整備しております。

6.リハビリテーションについて
当院は心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)、脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)、運動器リハビリテーション料(Ⅰ)、呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)、がん患者リハビリテーション料の届出を行なっております。専任医師2人以上、専従の理学療法士5人以上、作業療法士3人以上のスタッフにより患者さんの社会復帰のための訓練を行っております。 言語聴覚療法は、専従の言語聴覚療法士1名を含め3人以上のスタッフにより言語聴覚療法を行っております。

7.小児外来診療料について
3歳未満の患者さんを対象とする1日単位の定額制の診療報酬を選択しており、総合的に治療を提供しています。

8.医療安全対策加算1・患者サポート体制充実加算について
「利用者相談窓口」で、患者さん又はその家族の方から疾病に関する医学的な質問並びに生活上及び入院上の不安等、様々な相談、支援に応じています。また、医療安全管理者を中心に医療安全対策の計画的な活動を通して医療安 全確保に努めています。なお、医療安全管理者による相談も受けられます。

9.感染防止対策加算1・感染防止対策地域連携加算について
感染管理の認定看護師を専従で配置し、感染制御チームを設置して院内感染防止対策の活動を行っています。また、他の医療機関と連携し、互いに感染防止対策に関する評価も行っています。

10.ニコチン依存症管理料について
禁煙を推進するため禁煙外来での治療を行っています。また、病院は 「敷地内禁煙」 としています。 

11.その他、診療に対する各種加算の届出、手術等高度医療に対する届出を下記のとおり行っております
臨床研修病院入院診療加算、救急医療管理加算、超急性期脳卒中加算、妊産婦緊急搬送入院加算、診療録管理体制加算1、医師事務作業補助体制加算2(20対1)、療養環境加算、重症者等療養環境特別加算、重症皮膚潰瘍管理加算、ハイリスク妊娠管理加算、ハイリスク分娩管理加算、退院調整加算、救急搬送患者地域連携紹介・受入加算、総合評価加算、データ提出加算2、小児入院医療管理料4、糖尿病合併症管理料、がん性疼痛緩和指導管理料、糖尿病透析予防管理料、院内トリアージ実施料、夜間休日救急搬送医学管理料、地域連携診療計画退院時指導料(Ⅰ)(脳卒中)、医療機器安全管理料1、在宅患者訪問看護・指導料(緩和ケア又は褥瘡ケアに係る専門の看護師による)、HPV核酸検出、検体検査管理加算(Ⅱ)、植込型心電図検査、時間内歩行試験、皮下連続式グルコース測定、小児食物アレルギー負荷検査、CT撮影及びMRI撮影料、外来化学療法加算1、無菌製剤処理料、透析液水質確保加算1、処置・手術の休日加算1・時間外加算1・深夜加算1、輸血管理料(Ⅱ)、麻酔管理料(Ⅰ)、病理診断管理加算1、地域歯科診療支援病院歯科初診料、歯科外来診療環境体制加算、口腔病理診断管理加算1、クラウン・ブリッジ維持管理料

ハイリスク妊産婦共同管理料(Ⅰ)…《連携保険医療機関》長野県立こども病院(安曇野市豊科3100番地、 電話0263-73-6700)

年間分娩件数(平成25年1月~12月)247例  配置産婦人科医師3名以上 配置助産師数3名以上

施設基準届出手術等
骨移植術(軟骨移植術を含む。)(自家培養軟骨移植術に限る。)、甲状腺エタノール局所注入、脊髄刺激装置植込術・脊髄刺激装置交換術、乳がんセンチネルリンパ節加算2、経皮的冠動脈形成術、経皮的冠動脈ステント留置術、ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術、植込型心電図記録計移植術及び植込型心電図記録計摘出術、大動脈バルーンパンピング法(IABP法)、早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術、体外衝撃波腎・尿管結石破砕術、胃瘻造設術

医科点数表2表第10部手術の通則5及び6(歯科点数表第2章第9部の通則4を含む)に掲げる手術一覧表
施設基準の届出を行っている手術実施件数
(平成25年1月から12月)
手術名 件数
1.区分1に分類される手術
ア 頭蓋内腫瘤摘出術 12
イ 黄斑下手術等 0
ウ 鼓室形成手術等 0
エ 肺悪性腫瘍手術等 6
オ 経皮的カテーテル心筋焼灼術 5
2.区分2に分類される手術
ア 靭帯断裂形成手術等 14
イ 水頭症手術等 5
ウ 鼻副鼻腔悪性腫瘍手術等 0
エ 尿道形成手術等 4
カ 肝切除術等 6
キ 子宮附属器悪性腫瘍手術等 0
3.区分3に分類される手術
ア 上顎骨形成術等 0
イ 上顎骨悪性腫瘍手術等 2
ウ バセドウ甲状腺全摘(亜全摘)術(両葉) 1
カ 食道切除再建術等 2
4.区分4に分類される手術 95
5.その他の区分に分類される手術
人工関節置換術 76
ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術 23
冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないのもを含む。)及び体外循環を要する手術 0
経皮的冠動脈形成術、経皮的冠動脈粥腫切除術及び経皮的冠動脈ステント留置術 148
12 保険外併用医療費
◆選定医療
 ・特別初診料…1,080円
 ・180日を超える入院料…入院基本料の15% 2,580円
 ・回数を超えて受けた選定リハビリテーション料…1,890円~2,640円)
◆文書料…1件100円~7,560円
◆診療録開示…手数料2,160円・面談料3,240円  
  要約書発行5,400円・コピー代実費
◆病衣貸与…1日につき75円(お産に係るもの70円)
◆一般床…食事負担金 1食260円~100円
◆療養病床…食事負担金 1食460円~100円  生活療養費1日320円
◆セカンドオピニオン…1回5,400円~10,800円
◆その他…容器代 1個50円  交通費 1回270円  死後の処置料 5,000円

平成26年 12月  諏訪中央病院長
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組合立諏訪中央病院 改革プラン及び点検・評価
1.病院が果たすべき役割及び一般会計負担の考え方

(1) 諏訪中央病院が果たすべき役割
 諏訪中央病院のある茅野市は、諏訪二次医療圏の中で南に位置する。諏訪二次医療圏の総人口は平成19年10月1日現在209,164人である。医療圏内の普通地方公共団体を南から示すと、富士見町(人口15,489人)、原村(7,556人)、茅野市(57,201人)、諏訪市(52,811人)、下諏訪町(22,314人)、岡谷市(53,793人)となる。そして、病院は、茅野市から南には富士見町に厚生連富士見高原病院(149床)、茅野市に諏訪中央病院(362床)があるだけである。富士見高原病院と諏訪中央病院との距離は、15km(車で約20分)、諏訪中央病院と隣の諏訪赤十字病院(455床)の距離も、15km(車で約20分)である。
 茅野市には、八ヶ岳連峰が東にそびえ、蓼科、白樺湖、車山の観光地をひかえている。これらの観光地から諏訪中央病院までは、20km(車で約30分)の距離がある。西には、杖突峠があり、ここからも病院までは同じくらいの距離がある。
 諏訪中央病院がまず対応してきたのは、茅野市を中心とした住民及び観光客への救急医療の提供である。これは、最寄りの病院への搬送時間を考慮すると、欠くことのできない役割である。一刻を争う疾患、脳梗塞や急性心不全に対し、迅速な対応は生命の救出に繋がる。これらの疾患に常時対応できる体制が望まれている。また、諏訪地方は、山に囲まれた盆地であり、海抜800メートルから2000メートルとかなりの高低差があり、当然坂が多い。このような中で広大な農耕地を有する農業では水稲、野菜、花卉等の生産、製造業では電気機械、精密工業が進められ、観光が発展してきた。冬の寒さは最低でマイナス10度を下り、積雪が凍結して道路は危険な状況になる。高齢化と共にこうした地域環境では、転倒による上肢、下肢のけがや疾病が多くなり、整形外科分野での対応は重要な使命である。
 19年度の休日・夜間の時間外救急車搬入患者数は、1,377人である。診療科別では、内科811人(うち入院337人)、小児科96人(同13人)、外科41人(同18人)、整形外科306人(同70人)、脳神経外科92人(同36人)となっている。救急患者については、断らないことを実践しているが、残念ながらベッドが一杯で断らざるを得ない日も数日ある。
 疾患別の医療機能としては、がんに対して患者にやさしい治療を進めてきている。消化器系では、内視鏡的粘膜切除術により、早期がんに対処している。また、手術適応の場合でも、経験豊かな外科の専門医がチームを組んで対応している。化学療法も積極的に取り入れ、外来通院で行うための通院治療センターを整備し、薬剤の混注を専任薬剤師が行い、専任の看護師と医師による化学療法チームが稼動している。
 糖尿病については、専門医を配置し、地域の開業医との連携による糖尿病教育入院を積極的に展開している。また、糖尿病の合併症として近年問題となっている透析患者については、病院では重症患者を主に診て、毎日2クールで動かし、比較的軽症の方には、サテライトの透析クリニックで受診してもらっている。
 脳卒中については、rt-PAによる血栓溶解療法について対応できる体制を整えており、手術適応となった場合は脳神経外科医が常時待機して対応している。
 急性心筋梗塞に対しては、循環器内科医が常時待機しており、必要に応じて心臓カテーテル治療を施している。心臓血管外科対応となった場合は、岡谷塩嶺病院や諏訪赤十字病院に搬送して、それらの病院で対応してもらうことになる。
 また、脳梗塞や心筋梗塞患者の早期社会復帰のためにも、45床の回復期リハビリテーション病棟をPT6、OT5、ST2のリハスタッフ13人体制で対応しており、超早期リハビリテーションから、比較的慢性期のリハビリまでを受け持ち、この地域には唯一の病床である。リハビリは、この地方のみならず、これからの医療にとっても重要な機能である。諏訪中央病院は、外来リハビリも含め地域のリハビリテーションセンター的な役割を今後とも果たしていかなければならない。
 以上のような医療機能は、この地域にとって、地理的な条件からも必要であり今後も担わなければならない使命である。
 但し、今後見極めなければならない機能として、療養型の病床がある。現在医療療養型が15床、介護療養型が30床となっているが、介護療養型が2011年度に廃止となることで、この病床をどうするかが問題となっている。45床の療養型病床の方向として、急性期病床、亜急性期病床、回復期リハビリテーション病床、医療療養型病床、特殊疾患療養病床等が考えられる。急性期病床としての運用を考えると、看護スタッフの相当数の増員が必要となり、不可能に近く、一方で患者数では、急性期のニーズはそこまでは増えてはいない。亜急性期病床と特殊疾患療養病床については、制度的に継続されるのか不確実であり、将来的に亜急性期を担う病床としては、回復期リハビリテーション病床と医療療養病床となると考えられる。回復期リハビリテーション病床は、通常10万人に50床あればよいとされていて、この地方(20万人)では当院の45床が唯一の病床であった。しかし、最近この地方の他の病院で回復期リハビリテーション病床開設が進められており、人口規模で考えると当院でこれ以上の回復期リハビリテーション病床は必要がなくなる。そうなると残る道は医療療養型病床となる。これについて、医療療養型を当院で行う場合、医療区分2以上の患者を受け入れることが、療養型を病院で運営する条件となる。医療区分2以上の基準とは、経管栄養への対応や喀痰吸引1日8回以上等の医療依存度の高いものであるが、これは急性期病棟以上の人員配置をしなくては動かせないという問題が生じている。従って、最終の結論としては、人員配置が整い次第、順次介護療養型から医療療養型に移行していくことが確認されている。但し、45床全てを医療療養型にするのかは、ICU病床の実際の運用を病床数を含めてどうしていくか等もあわせ、柔軟に対応する必要がある。
 医療機能としての役割のほかに、教育機関としての役割がある。
 諏訪中央病院では、1993年から看護学校を併設している。これは、病院に就職する看護師確保の方策であるが、この看護師を病院が実習施設として育てていることが大事である。病院内に実習指導者がいて、看護学生を指導できるということは、看護の質の向上にも繋がっている。
 更に、平成16年度(2004年度)からは、臨床研修病院として新医師臨床研修を行っている。研修が始まって5年になるが、今年は卒後1年目から5年目までの若い医師が各学年で揃い、合計20名の医師が研修し、文字通り屋根瓦方式の教育が進められている。専門医の確保は、日本全国どこでも難しいが、総合的な医師として5年目までの若手の医師を教育できることによって、医療の質の向上に繋がっている。これは、教育を主眼とするものではなく、最終的には病院に残ってくれる医師を確保し、若手の医師による当直体制を構築することで、以前から勤務している医師の負担を軽くできることを目的としている。このような機能を続けることで、研修医が集まる、医師が集まる病院として、地域の医療を守ることができるのである。
 但し、この教育にはひとつ大きな問題があることを認識したい。いわゆるエネルギーがかかるということである。指導する立場の負担や、研修医に対する人件費が余分にかかることを承知しなければならない。諏訪中央病院としては、それでも将来のための投資と位置づけて、教育に力を注いでいく覚悟である。
 諏訪中央病院は、茅野市の国民健康保険直営診療施設として30年にわたり地域に密着した医療を展開してきた。それは、生活の改善であり、食の改善であり、予防医療の浸透である。毎年病院で開催している地域住民への医療についての勉強会である「ほろ酔い勉強会」は、180回を越えようとしている。また、地域からの要請により、地域の公民館での勉強会も、諏訪中央病院の医師を中心として出かけて講演を行っている。また、保健師を1982年から病院で採用し、訪問活動を行ってきた。老人のデイケアも制度のできない頃から進めてきた。1990年には、病院と在宅の中間施設である老人保健施設を開設し、文字通り地域包括ケアを担ってきた。これらは、今後も地域住民にとってはなくてはならないものである。
 このような予防からリハビリまでの活動の結果、茅野市の一人当たりの医療費は一般、老人共に長野県の19市の中で最低である。日本全国で長野県が一番一人当たり医療費が低いが、その中でも茅野市がその長野県の市の中で最低である。(別表参照pdf)これは、諏訪中央病院がこれまで行ってきた予防、保健活動と、不必要な注射や薬を出さない適正な医療を進めてきたためである。残念ながら、病院は平成17年度以降3年続けて赤字決算となっているが、それでも地域の医療費が低いことで、地域に貢献しているのではなかろうか。

(2) 一般会計負担のあり方
 諏訪中央病院は、比較的安定した経営を行ってきた。そのため、一般会計の負担については、建設改良に関する繰り出し基準に則った額が繰り入れられてきたといえる。すなわち、起債の元利償還金の3分の2或いは2分の1の繰り入れ分である。その額として、平成22年度までは、総額4億円を限度として繰り入れられる約束となっている。その後については、組織市村と病院との協議により決定されることになる。
 病床あたりの繰入額としては、全国の自治体病院中最低の部類である。
 現在のところ、諏訪中央病院事業としての現金預金は平成20年3月末で18億6千万円余りで、流動資産は28億円を超える。これに対し流動負債は2億4千万円弱で、流動比率としては1,188.6%と超安定経営を行っている。また、自己資本金は48億円を超えており、現在の未処理欠損金3億2千万円余りを解消することは経理上たやすい。
 しかしながら、3年連続収益的収支が赤字となっており、今後もこのような水準で繰入金の額を抑え続けることができるのかは、甚だ疑問といわざるを得ない。当院のような大学医局との繋がりの薄い病院では、専門医を経常的に配置することは難しいため、今後も診療科によっては不足する事態となることは必至である。また、研修医を育てる機能は今後の病院にとって重要な位置づけとなるが、そのために病院の支出(人件費等)は多くなるが、それを補う収益には直接的には結びつかない。そうなった場合、必然的に収支は悪化する。単年度収支は簡単には好転するとは考えにくい。このような場合に、これまで繰り入れを行っていなかった経費(救急医療の確保に要する経費、リハビリテーション医療、周産期医療に要する経費、経営基盤強化に要する経費等)の繰り入れを検討する時期が来るかもしれない。その時には、組合組織市村と充分協議して、繰入水準を新たに設定することになろう。
 ただ、現在の経営安定度を維持している限りは、すぐに繰入基準を見直すことはない。数年の推移を見て決めていきたい。

2.経営の効率化
(1)財務内容の改善に係る数値目標及び対策
①経常収支比率の目標設定の考え方
 経常収支については、これまでの病院目標として収支均衡すなわち比率として100%を目指す。これは、独立採算を意味するもので、一般会計からの繰り入れを除いての数字である。
 経常収支の改善には、医業収支の改善が必要となる。当院の強みは、建物の建築が民間並みの金額でなされたことで、減価償却費が少ないことが上げられる。このため、平成17年度までは、医業収支で100%を超えていた。平成18年度からは、平成13年度から5年計画で進めてきた医療機器整備のための減価償却費が、前年比9千万円の増加となり医業収支比率が100%を割ってしまったが、これも平成23年で減少する。従って、病床利用率が維持できれば収益が確保され、医業収支比率が改善し、経常収支が改善することになる。
②職員給与費対医業収益比率の目標設定の考え方
 当院の職員給与費対医業収益比率は、17年度~19年度まで55%で推移している。これは、全国平均、類似平均とほとんど変わらない。しかし、平均給与月額は、平均年齢が2~3歳若いことにより、全ての職種において全国平均より低い。これによって、100床あたりの職員数が全国平均より多いのにもかかわらず、給与比率が平均となっている。
 全体的には、一人当たりの給与水準がもともと低く抑えられているといえる。昨今の医師不足、看護師不足の状況から、これ以上給与費を低く抑えるには限界がある。むしろ、条件を良くしていかなければ、人が集まりにくい状況にある。このことを踏まえると、給与比率についての目標は、現状維持が妥当である。従って、55%を当面の目標とする。
③病床利用率の目標設定の考え方
 病床利用率については、黒字であった平成16年度が87%、17年度以降は84%台となっており、黒字と
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