ブログ仙岩

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栗子トンネル貫通と栗子隧道の歴史

2014-03-23 08:43:21 | 日記
22日昨日トンネル内で関係者の出席で貫通祝賀式が行われ、山形県側から福島県側まで8,972m東北最長、全国でも5番目に長いトンネルで平成29年度開通という。

相馬から福島まで45㎞、山形米沢まで28㎞の一番の難所栗子トンネル(栗子山1,216m)は国道13号の曲がった西東2つの栗子トンネルを通る時間の半分の時間で済むという。栗子峠越えの歴史は三島通庸などの骨折りで、明治14年開通した万世大路は天皇名づけた初代栗子隧道(標高880m)で世界に3台目の掘削機を米国から輸入し約870mを貫通、人と荷車のみ通行であった。昭和11年第2世代栗子隧道は車が通れるようになり、41年に現在の国道13号東西栗子トンネルが完成した。

昨日は福島と山形の児童が樽神輿で式典に花を添え、平成21年8月から掘削を始めて3年9か月で貫通した。画像右初代隧道、左が2代目隧道を米沢側から見たもの。

また、原発通行止めで不通だった広野富岡間は先月22日開通して交通量は1日平均1600台、来年GWまでに常磐道全線開通を安倍総理は宣言した。被災地は待ち望んだことであり、除染が進み、富岡川内の居住制限区域に短期宿泊が可能になれば、住宅の整理、修理、そして個人での除染支援で帰還が早まること確実と思う。





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