いわき沢帯の花菖蒲

父の日の昨日、やませ梅雨の晴れ間をぬって、いわき市夏井川河口北側沢帯の民家の田んぼに咲く25年の花菖蒲園を撮影してきた。背景は標高860mの二箭山系山なみ。

例年20~26日ころに撮影しているが、今年の花はやはり少し早いことが、紫陽花の咲き具合でもわかる。

アヤメ科の多年草、野花菖蒲を原種として、日本で改良された80㎝の高さに、初夏に白、桃、紫などの平たい花を頂きにつける。葉は、剣状で目立つ中央脈があり、節句の軒下に飾るヨモギとショウブはサトイモ科で別物である。アヤメには細い中央脈がり、カキツバタには中央脈はない。