徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと クアラルンプル非日乗(平成30年3月1日、木曜日、曇り時々雷雨、最低気温24度)

2018年03月02日 | マレーシア・シンガポール
      今日から3月だ。
           
           今朝は、ちゃんとセーターを着て食堂に行った。

   空模様が怪しいので外出は避けて、部屋に「引きこもり」を考えたが
   近くのクアラルンプル・タワーに昇って見ようと出かけた。
   万歩計で1300歩を少し超えるくらいの距離だ。
   熱海のワタシのマンションから星野リゾナーレまでの距離に等しい。
   つまり、そんなに遠くはない。
   入場料を見て驚いた。
   一番上の展望台まで大人は130リンギット(3900円)もする!
   今のワタシの所持金は100リンギット紙幣1枚。
   これじゃ~~入場できないし、「いいか~~~」と思っていたら
   案内の若い女性が、「シニア割引もありますよ」と言う。
   「シニアであることを証明するものを持ってないんだけど」と言って
   帽子を取って、頭を見せて、「これで証明してもらえるの?」
   「大丈夫、私がチケット売り場に声をかけますから」と言って
   チケットカウンターで「シニア1枚」と言ってくれた。
   シニア割引でも94リンギット(2780円)だ。
   高いな~~~~~。
   エレベーターで一気に最上階の展望台に。
          
          現在、マレーシアで一番高いペトロナス・ツインタワーもこちらより
          低く見える。それもそのはず、こちらのタワーは小高い丘の上に立っている
          から、こちら方が高いのだ。
          
          ガラス張りのデッキもあって、そこから地上を見ることもできる。
          
          その下の展望デッキに降りてみると団体観光客で一杯で
          エレベーター待ちの長い列。
          「業を煮やして階段で降りたいのだけれど」
          「ダメです。列に並んでエレベーターで降りてください」と言われた。
           老人は待つことが嫌いなのだよ。
           やっと地上に降りた。
          チケットは、地上にある「ミニ動物園」やら「ミニ水族館」などの
          入場料込のようなのだが、
          ワタシはもういいやとホテルの部屋に戻った。
    昼飯は
          
          カップ麺とバナナ1本。
          部屋掃除の係が今日もやってきたので、「今日はいいよ」と言って
          ミネラル・ウォーターのボトル3本とバスタオル1枚だけ貰った。

     昼寝をしていると激しい雷鳴がして目が覚めた。
     雨が降り出した。
     外に出かけないのは正解だった。
     「ポッドキャスト」で日本のラジオ番組を聴きながら読書をして
     やっと、難しい本を読み終えた。

     雨が止んだら、今夜は外で食事をしようと雨待ち状態。
     午後、6時過ぎに雨が止んだので、ホテルの近所を徘徊し、毎日のノルマの
     5千歩を越えるよう歩き回った。
     ワタシの部屋から見える高層マンションは「クアラルンプル・レジデンス」と
     言う名前で1階には鮨屋や洋食屋などがあった。
     鮨屋など300リンギット(9000円)もする。
     やはり、お金持ちしか行けない店だような~~~と徘徊していたら
     ホリディーイン・エクスプレスのホテル内の裏側にも和食レストランがあった。
     CoCo・Tei(ここ亭)と書いてあった。
     まだ夜の開店前なので値段など分からなかったが、入らないことにした。
     ブキ・ビンタンのショッピング・モールのパビリオンの東京ストリートに行き
     各店の品定めをして
          
          「一膳」という店に入った。
          
          「すき焼き刺身定食」が
          
          茶碗蒸しもついて50リンギット(1500円)だ!
          高級感よりも価格に敏感に反応するジジイのワタシはこれに決めたのだ。
          刺身なんて空輸されたものでなくてもいい!
          刺身のような形をしていればいいのだ~~~。
          中国の奥地、カシュガルでも刺身を食べたワタシだ!(笑)
          ビールはタイガーでいい!と2缶飲んだ。
          
          で、締めで安い日本酒を注文したのだが、「品切れ」ですと言われて
          「一の蔵」100リンギット(3000円)。
          この「品切れです」のセリフに、ジジイのワタシは心の中で
          切れるのです。
          オメエラ~~!毎日毎日在庫チェックしてんだろっ!
          品切れになったら補充しておくのが当たり前だろうが~~!
          一番安い日本酒には「ノット・アベイラブル」という貼り紙がして
          あるじゃないか!
          なんで、同じように「品切れ」なら「品切れ」って貼り紙をしないんだよ!
          と心の中でブチ切れながら
          もしかして、高い日本酒を飲ませよとして「品切れ」と言ったんじゃ
          ないかとゲスの勘ぐりをしながら日本酒を飲みほしたのでした。
          会計は合計で189.2リンギット(5676円)。
          昨日も部屋飲みで節約したし、昼飯はカップ麺だったし、
          まあいいか~~~~。
          店から5リンギット(150円)のバウチャーを2枚貰ったら
          「また来てやろうかな~~~」と気持ちが大きくなるジジイであった。
          
          雨上がりのクアラルンプルの街は涼しくて、
          ペトロナス・ツイン・タワーもきれいに輝いていました。
          夜はまだまだこれからなのですが、
          早寝早起きのジジイは9時には寝たのでした。 
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