今日は静岡の県立美術館と市立美術館に行くため9時17分の電車で出かけた。たしか静岡で下車するならSUICAを使えるなと思ってSUICAでタッチした。浜松行の電車に乗っていると
こんなお知らせが出ていた。やはり、最近あまり遠出していないからな〜。でも有人駅なら窓口で処理してくれるからいいや。
まず、静岡県立美術館に行くため草薙駅で下車する。駅前の南口から美術館行バスで5分、徒歩だと15分だそうだ。バスの発車時間まで20分あるので歩いたほうが早いと歩き始めたが、なにしろ暑い。歩いている人などいない!そして県立美術館のある場所は県立中央図書館、国立静岡大学などががある小高い丘にある。大学は学期が始まっているのかわからないほど静まり返っていた。警備員さんに訊いて美術館の場所を尋ねる。11時10分発のバスより先に美術館につかなければと頑張る。バスより遅く美術館に着いたらなんのために歩いてきたかがわからないからだ。
美術館エリア内にはプロムナードという散策コースがあり
暑さに耐えかねて全裸になっている女性のブロンズなどが設置されている。
今日、目当ての美術展は「カナレットとヴェネツイアの輝き」だ。入場料は70歳以上800円だ。プラド美術館やルーブル美術館などで良く目にする「景観画」だ。この画法は今で言う「トレース画法」だ。
箱型カメラのようなものを覗いて磨りガラスに写った景色を写し取る技法だ。
例えば
これを写し取って下絵としてトレースして
描いた絵がこれだ。特に昔から観光地として有名だったイタリアのヴェネツイアの観光地を描いたものが多く、今で言う絵葉書のようなものなんだろう。景色を写実的に下絵としてトレースするにも時間がかかる大変な作業だったんだろうな〜。この企画展は写真撮影可だ。
県立美術館には常設展としてロダンのコーナーがある。ここは70歳以上は無料だ。久しぶりにロダンを観るか〜。
地獄の門、バルザック像やカレー市民像などがあるが
おなじみの「考える人」の拡大版を考えない人が写メする。なんでも「考える人」の拡大版は世界に21体あり日本国内には4体あるうちの1体がここにあると言うことだ。
美術館から出ると丁度、静岡駅行のバスが発車するところだった。終点の静岡駅で下車し、今度は
市立美術館で開催されている「西洋絵画の400年」に行く。こちらは入場料は70歳以上当日券1000円。前売券800円。前売券買えばよかったな〜。こちらは非常に混雑していた。平日だからジジババが多いので「大声での会話はお控えください」と館員の座る椅子に置いてある。ジジイババアは歳を取ると耳が遠くなるから話す声もデカイ。ご当人たちは大声とは思わないので困ったもんだ。写真撮影禁止で2箇所だったかだけが写真撮影可だった。ほとんどが見たことがある絵なのでササッと観て出てきた。もう午後2時近くなので昼飯でもと思うが駅ビルの商業施設のレストラン街は高いし、結局、駅1階のちょい飲み横丁みたいなところで
寿司ランチ 10貫 1320円を食べることにした。写真は5貫。残りの5貫は後で出てくる。「タレをつけてありますからこのままお召し上がりください」と言われる。「?」これって小皿や醤油を使われないようにするためじゃないの?人手不足で洗い物を少なくするためにあらかじめタレをつけておくと。10貫味噌汁付きだから考えてみたら回転寿司より安いかも。
食後、静岡駅から爆睡しながら終点熱海まで。乗り継ぎがうまく行ってマンションには5時前に到着。さっそく、相撲を観る。白熱の相撲が続いた。熱海富士も今日はいい相撲だった。宇良は豊昇龍に下し
懸賞金をガッポリ!琴櫻戦で勝ったときの懸賞本数は50本だったとか。懸賞1本7万円で相撲協会が事務経費として1万円を取り、力士の積立金として3万円差し引き、残りの3万円が現金で渡されるのだそうだ。ことの時は150万の現金をて手にしたことになる。今日の懸賞本数は数えなかったが、相当な現金を手にしたことだろう。