癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


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NO869・・・病気の原因(脾臓)

2020-02-26 | ヒーリング
小便・生理・便秘・下痢・食欲不振・腹が張る・手足がだるい


脾は営と意を蔵す。
脾は営気を蔵す。その営気によって、意の精神活動が発揮できる。
憂愁(ゆうしゅう)しすぎると意が傷(やぶ)られ、気持ちに落ち着きがなくなる。
脾気が虚すと手足がだるくなる。実すると腹が張り、小便や月経が出なくなる。

脾は後天の原気(栄養分)を作り出します。脾気が虚すと手足がだるくなり、便秘や下痢、食欲不振などの症状を現します。また、記憶力が減退し、考えがまとまらなくなります。逆に憂愁しすぎて意が傷(やぶ)られ、脾気が虚して肉体の変化となる場合もあります。いずれの場合も、脾・心包・胃・大腸・小腸などの経を補います。

脾が実すると営気がまったく働かないので気血ともに不足してきます。肝経の太衝(たいしょう)、胃経の太谿(たいけい)、脾経の隠白などの経穴(けいけつ=ツボ)を補います。また、章門穴(しょうもんけつ)や脾兪(ひゆ)へお灸を施したり、当帰(とうき)を含む漢方薬の服用も良いでしょう。


当帰を含む漢方薬・・・複方霊黄参丸5番目

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