すると、マザーディバインはラーマクリシュナが初めはマザーだと気づかないような姿で
やって来ました。
マザーは一つの短い言葉(ビジャクシャラと呼ばれるマントラの種と種となる言葉)を授
けて、「これを唱え続けなさい。そうすればマザーに繋がる事が出来ます」と言って、すぐ
に消えてしまいました。
その時、彼は「ああ神よ。彼女は一体何と言ったのですか?」と思いました。思い出すこ
とが出来なかったのです。
そして、またしても本当に本当にハートが痛み始めたのです。火を焚き、「あなたが戻っ
てきてくれないのなら、私は火の中に飛び込みます」と決意しました。
そして火の中に飛び込んだのですが、マザーディバインが彼を守りました。体にはまったく
火傷を負わなかったのです。