癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


人を、そして自分を癒し真なる喜びをもたらす
   
        人生の生き方を学ぶ 癒しの森湯布院

NO207・・・成長と老化

2021-03-30 | 霊障
 人の成長は、生まれたての赤ん坊の肌は、みずみずしくプルプルで体温も高めですが、老人になると骨や体もガタガタで肌はカサカサになり体温も下がってきます。これが老化でカサカサは保水力の低下で「陰虚」と言い、体温の低下は自発熱産生能力の低下で「陽虚」と云います。

 この「陰虚」と「陽虚」が合わさって進行する事で加齢が進み、死へと向かって行きます。漢方の古書には、男女の成長の過程を述べており、女は7の倍数で、男は8の倍数で子供産む能力と体の成長との変化が「女7才、腎氣が盛んになり乳歯から永久歯に生え変わる。男8才、腎氣が実し、永久歯に生え変わる。

 女14歳、任脈が通じて初潮を迎える。男16才、腎氣が盛んになり天癸(てんぎ)が至って精気が溢れて精通を迎える。女21歳、腎氣が平均して女性の身体が出来上がる。男24歳、筋骨が強固になり男性の身体が出来上がる。女28才、腎氣が長じて髪が長くなり女性として体が最も充実する。

続きます。次回は老化の抑え方になります。


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