「彼を知らず、己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」という言葉があるが、この意味は、戦う場合には、 敵と味方の両方の情勢をよく知った上で戦ったならば、何度戦っても敗れることはないということを意味する。また、「人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり」という言葉もある。この意味は、他人の性質や考えを理解することは賢いことだが、自分自身の性質や弱点を深く理解することはさらに高い明智を持つことを意味しているということを意味する。
さて、アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談が決裂したという。トランプ大統領は、「ウクライナのアメリカに対する感謝が足りない」として、ウクライナの鉱物資源の共同開発に対する合意を強く迫ったようで、一方、ゼレンスキー大統領の方は、ロシアのプーチン大統領の過去のやり方をあげて、ウクライナの安全が保障されることが前提であると主張したようだ。お互いが表裏のある政治家なので、どこまでが本音をぶつけ、今回の会談決裂の真意がどうなのかも分からないが、この決裂によって、米国のウクライナへの支援が無くなってしまうのか、ヨーロッパ各国は今の所はウクライナへの支持を表明しているようだが、果たして、その支持もどこまで続くものなのか。ゼレンスキーの大統領としての運命が、これで終わってしまうのだろうかとかと、様々な事が考えられる。このことは、我が国の今後にとっても、大きく関係していくことになるだろう。
失敗の原因としては、
① 危機の過小評価
② 「構造危機」の本質を見誤る
③ 「危機管理」政策の失敗
が大きいとされている。敵の事を知るだけではなく、味方の事を見誤れば失敗すると言われている。この場合、ウクライナの味方は、アメリカやヨーロッパ各国であっただろうし、何よりもウクライナ国民がゼレンスキーのやり方にどこまでついてくるかということもあるだろう。勿論、これが逆に、トランプ人気にとって逆風となる可能性もあるし、勿怪の幸いを決め込むプーチンも、いつまで、その思惑通りに行くかどうかは分からない。
ともかく、小市民である私としては、今回の事で来週の株価が大荒れになるだろうと予想し、暴落局面での買い方を間違わないようにしようと思っている。
ゼレンスキーは、確かにコメディアン出身かもわからないが、三年間の厳しい戦いを戦い抜くことによって腹の座り方が異なって来たように感じる。少なくとも、この戦争の大義名分は、ロシア側には無く、ウクライナ側にあることを忘れてはならないだろう。







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