おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

川井駅~「奥多摩むかし道」~滝のり沢バス停。その5。(「青梅街道」をゆく。第4日目。)

2018-06-04 19:09:56 | 青梅街道
                                       (13:13)「白鬚神社」。

 都指定の白鬚の大岩の側面に社殿があるとのこと。省略して先に進みます。そこでも地元のガイドさんに引率された大勢の団体さんとすれ違います。けっこう人が行き来しています。今までの街道歩きではなかった傾向。さすが人気のウォーキングコースです。

 (13:15)左手に「弁慶の腕ぬき岩」があります。
  
弁慶の腕ぬき岩
 高さ約3㍍の自然石。下の方に腕が入るほどの穴があることから、旧道往来の人々に親しまれ、力の強い弁慶に付会されて誰いうとなく「弁慶の腕ぬき岩」と呼ばれるようになりました。

 続いて右手には「耳神様」。
 
 昔は耳だれや耳が痛いときは、お医者様もいないしどうしようもなかったので穴のあいた小石を見つけて、耳神様に供えて御利益を一心に祈りました。
 民間信仰のひとつです。

 
(13:19)「いろは楓」。
 奥多摩の山々に自生する「山もみじ」の一種。この樹の紅葉は特にすぐれていて「名状すべがたい」といわれています。旧道往来の多くの人々を楽しませた樹です。11月中・下旬頃が見ごろ。樹齢は約200年位といわれています。



                        
                                           多摩川の渓谷。新緑がまぶしい。

多摩川に転落しそうな急斜面で農作業する老夫婦。

(13:29)薪を積み上げた民家。

 その先、「惣岳の不動尊」。右手を上ればバス停に。
 
明治時代、水根の法印奥平家と惣岳の奥平家によって成田不動尊が観請され、昭和10年に現本殿・覆舎を再建。

惣岳渓谷」。
 太古以来の大洪水と近くは寛保2年(1742)明治40年(1907)の奥多摩一帯を襲った未曾有の大水害によって、多摩川南岸しだくら谷より押し出された多数の巨岩怪岩が累々として「惣岳の荒」と呼ばれる渓谷美となっています。  



                     渓谷には巨岩がごろごろ。

落石防止のネットのところに「がんどう(厳道)の馬頭様」。
 

 現旧道以前の旧道にあります。「…一人ゆきかう許りなる細道…」(明治32年・小河内探勝記・露木敬身)という細い道であったので、多くの馬が谷底に落ちて死んでいます。その供養のため、沢山の馬頭様が造立されました。

 以前の写真では手前に丸い石仏があったようですが・・・。以下、それぞれ解説板がありますが、指しているものが定かではない(こちらに見る目がない)ものもあります。

左手に吊り橋「しだくら橋」。
「惣岳の荒」といわれて、多くの巨岩が渓谷美を見せています。巨岩から巨岩をつなぐように直径約20㌢程の杉丸太を4,5本ずつ藤蔓で結び架橋していました。現在は吊り橋となりました。

  
 注意書きに「5人以上で渡らないでください」の「5」の上に張り紙で「3」とあります。先客が戻ってくるのを待って、橋の中央まで。
            けっこう揺れます。高所恐怖症の方は足がすくむ。

縁結びの地蔵尊」解説板。
 恋しい人と結ばれたい…いとしい方と添いとげたい…いつの世でもおなじです。人に知られずにこっそりと二股大根を供えて一心に祈れば「結縁成就」といわれています。

 左手渓谷側に朽ちた家。そこに1台の自転車があります。人が行き来しているのか? すると若い女性が谷の方から上がってきます。「降りられるかと思いまして…」。サイクリングを楽しんでいるようです。この後も何台かすれ違います。
振り返る。

(13:44)その先、右手の崖際に「馬の水のみ場」。
 
馬の水のみ場
 ここで馬を休ませ、かいばを与えました。馬方衆は「たてば」と呼称されている茶店で一服休憩ということになりました。茶店はゴーロ・清水・大島屋の三軒があって駄菓子・うどん・まんじゅう・タバコ等が商われ、一杯酒もありました。

牛頭観音」。

 
 明治30年・小河内探勝記・露木敬身(漢学者)によれば「牛馬の背荷を輸出しての帰路に遇う三十余頭…岸壁に付して…通過を避く…婦女の牛を使役…多し…」とあるごとく馬よりは少数であったが牛も使役されていました。牛頭観音様の造立は珍しい。牛馬の息災を祈りました。

(13:51)「むし歯地蔵尊」。
 その昔、村の人々は歯が痛くなってもどうすることもできませんでした。煎った大豆をお地蔵さまに供えて、ひたすら一心に祈るのでした。すると奇態に痛みが治まった、といわれています。(民間信仰のひとつ)
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