おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

秩父鉄道武川駅~寄居駅。その2。六堰頭首工(重忠橋)。ワクチン接種予約。(「荒川」を遡る。第6日目。)

2021-05-07 20:01:11 | 荒川を遡る

             

再び「国道140号線」に戻り、先を目指します。左手奥に「六堰頭首工(ろくぜきとうしゅこう)」・「重忠橋」。

中央奥に見える碑は、国営総合農地防災事業竣工記念として、平成19年1月に建てられたもの。

六堰(ろくぜき)は、埼玉県深谷市荒川にあるの総称である。江戸時代初期に荒川から用水を取り入れるために作られた6つの堰であったが、その後昭和時代に六堰をひとつにまとめ、六堰頭首工(現在は旧六堰(頭首工)と呼ばれる)が完成した。平成になり、改修工事が行われ新しい六堰ができた。これを新六堰(頭首工)または六堰と呼ぶ。 また、この六堰頭首工から取水される各用水路を総じて、大里用水と呼称する。

400年ほど前の江戸時代初期、大里地区の用水路と6つの堰が作られる(大里地区の用水6つはまとめて大里用水と呼ばれる)。その後たびたび、渇水等のために水争いが絶えなかった。1911年(明治44年)には、御正用水の改修工事が行われた(木造の水路であった)。そして、1929年(昭和4年)に六堰をひとつにまとめ、六堰頭首工が完成する。江南サイホン(荒川の底を潜り、江南・大里方面流れるようにする施設)、用水の工事を開始した。1933年(昭和8年)、この年はが続き、荒川の水も渇水し、田植えも出来なくなった。そこで、川の北側(大麻生村・玉井村)と南側(御正村)の3000人もの村人が集まり、を手に持ち、竹竿に赤い布を結んで旗代わりとし、石を投げ合った。多数の負傷者が出て、警官350人が仲裁に入った。1939年(昭和14年)には、江南サイホンと用水が完成し、1994年(平成6年)には、新しい六堰や用水路の改修工事が始まる。1999年(平成11年)8月14日の大雨で水圧に耐え切れなくなった六堰の一部が流された。江南サイホンも川底が低くなり、コンクリートが古くなっているため洪水で流される危険があった。大雨の後、江南サイホンが流される危険や、用水が古いために漏水が多くなっていたり、生活排水が流れ汚染してきたこともあり、大里用水を使用している農家など7700戸が埼玉県や国に新しい六堰や用水を作るよう申請した。そして2004年(平成16年)に六堰(新六堰頭首工)と用水路改修が完成した。六堰には魚道も併設された。

昔は6つの堰が荒川にあり、6つの用水に水を供給していた。 6つの用水をあわせて大里用水と呼ぶ。

  • 奈良堰
  • 御正堰
  • 玉井堰
  • 大麻生堰
  • 吉見堰
  • 成田堰

六堰頭首工の管理用道路は重忠橋(しげただばし)と呼ばれ、深谷市道幹46号の道路橋として2003年(平成15年)より供用されている。橋長236メートル、幅員9メートル。歩道は2メートルで下流側のみに設置されている。歩道には荒川の景観を眺められるよう、展望デッキも複数個所設けられている。 名前については旧川本町による一般公募が行われ、当地にゆかりのある畠山重忠から命名された。荒川に数多く架かる橋の中で数少ない人名を冠した橋の一つである(桶川市にある「太郎右衛門橋」と同様)。

重忠橋は埼玉県のぐるっと埼玉サイクルネットワーク構想に基づき策定された「自転車みどころスポットを巡るルート」の「熊谷南部荒川ふれあいルート」や「深谷水と緑の回廊ルート」の経路に指定されている

(この項、「Wikipedia」参照)

※「頭首工(とうしゅこう)」とは、川をせき止めて、農業用水を用水路に取り入れる施設のことをいい、用水路の一番頭(上流)の部分にあることから、このように呼ばれています。英語ではheadwork(ヘッドワーク)と書きます。頭首工は、川をせき止める堰(せき)(水門やゲートとも言う。)と取水口(しゅすいこう)から成り立っています。

「大里用水」流路図。

この付近の今昔。

                                                                    

1880年代のようす。渡船がある。上に「秩父往還」。       2010年代のようす。「六堰頭首工」。

 

先に進みます。街道脇に「馬頭尊」など。

「永田駅入口」交差点から左にそれて荒川近くに。

六堰頭首工」・「重忠橋」方向を望む。

路傍に架橋の記念碑? 

集落に入っていきます。

               廃屋?

農地や住宅が広がる。

      

見事なヒバの垣根。

              荒川方向を望む。

緊急事態宣言が延長へ。今年に入って「まん防」に始まり、結局「緊急事態宣言」発出。「短期決戦」、「勝負の2週間」「正念場」「ステイホーム」「人流(人口)・・・」、いろいろ言葉遊びで煽ったあげく、結局、延長。誰もが予想した通りの展開に。

高齢者のワクチン接種。役所から書類が届いたので、さっそく、いつものかかりつけのお医者さんへ。何度か電話連絡するも「お話し中」。・・・やっと通じましたが、既に時遅し! 

「こんにちは。申し訳ありませんが、もう5月分は受け付け終了しました。今日は100件ほどかかってきました。大変だったです。6月分は24日から受け付けます。電話だと通じないので、直接窓口に来て下さい。時間はかかりますが、確実ですから。」

看護師さん達の電話応対、窓口応対の奮闘ぶりが如実に。

そこで、近くにある集団検診会場の方はどうか? さっそくパソコンで予約開始。すぐに通じて、5月中の予約完了。しかし、2回目はその接種が終わってから受け付ける、とのこと。 

指定時間にはいったい何人ぐらいが出かけるのでしょうか?


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秩父鉄道武川駅~寄居駅。そ... | トップ | 秩父鉄道武川駅~寄居駅。そ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

荒川を遡る」カテゴリの最新記事