篠田桃紅氏と堀江貴文氏の著書を同時に読んだ。
偶然だったが面白い読み方ができた。
二人に共通する点は
桃紅氏は著書発行時点で103歳。100年前に時代の空気を無視し、新しい生き方を求めて日本を
出て行った美術家。
100年後に堀江氏は日本の古い体質に反抗し、ビジネス上でそれまでの習慣を打ち破ってきた。
もうひとつの共通点として、二人とも自分の好きなこと、自分が楽しめることにうちこんだ。
100年の時をこえて二人が成功をつかんだ原因はこのあたりなのだろう。
桃紅氏はお金のことは考えたことはないという。結果があとからついてきたと。
同じことを堀江氏もいう、好きなことをしていたら結果があとからついてくると。
もうひとつ共通点は、どちらも幼い頃からお金に困るような境遇ではなく、めぐまれた環境にそだっている。
好きなことが思うように出来るには誰でもかれでもというわけいはいかないと私はおもう。
普通はだれでもとりあえず食べられるかどうかを考える。食べ物を持たないで冒険に出るのは、御伽
噺の主人公ぐらいだ。
食べ物のことを考えなくてもいい人とは、しあわせ。
とはいえ、多くにヒトは思うだけで実行できなかったことが言える。
彼らは行動を起して、成功したのだから。
私ナゾ。この年齢になって、何かを打ち破るもないが、若い頃よりはかなり自由であることはみとめ
る。ちょこっとやりたいことをやるくらいのことでしかないが。