
遺言を書くとき、成年後見人に聞かれた。
死ぬ時のラインを決めてください。
そういう言い方ではないが、まあそういうことをきちんと決めないと困ることが多いらしい。
意識がなくなり、医者から呼吸器や胃ろう、など命をつなぐ手立てを打診されたとき、
親族の意見がばらばらになると後見人はこまるという。
私は後見人に任せていても一筆ないとなにもきめられない。
そこで、一筆かくことになった。
この時点で私はいさぎよいことを書いた。
回復の見込みがないなら、なにも手当てはいらぬ。
そして80歳を越えれば、健康診断も不要とおもっていた。
癌の診断にもなにもしないでいようときめている。
が、どうだろう。
人からみて、私は完全に老人であり、生産活動はできない。
が、自分で考えていた以上に80歳は元気で、意識は若い気で居る。
この状態で癌ときいて、ほっとくんだろうかと考える。
人間の意識は肉体よりもかなり遅れていて、認識が鈍い。
いざとなればじたばたするに違いない。
死ぬ時のラインを決めてください。
そういう言い方ではないが、まあそういうことをきちんと決めないと困ることが多いらしい。
意識がなくなり、医者から呼吸器や胃ろう、など命をつなぐ手立てを打診されたとき、
親族の意見がばらばらになると後見人はこまるという。
私は後見人に任せていても一筆ないとなにもきめられない。
そこで、一筆かくことになった。
この時点で私はいさぎよいことを書いた。
回復の見込みがないなら、なにも手当てはいらぬ。
そして80歳を越えれば、健康診断も不要とおもっていた。
癌の診断にもなにもしないでいようときめている。
が、どうだろう。
人からみて、私は完全に老人であり、生産活動はできない。
が、自分で考えていた以上に80歳は元気で、意識は若い気で居る。
この状態で癌ときいて、ほっとくんだろうかと考える。
人間の意識は肉体よりもかなり遅れていて、認識が鈍い。
いざとなればじたばたするに違いない。