反戦 反核 いったい何が出来るというの 小さな叫びが 聞こえないこの街で
愛の消えた街さ 昔からそうなのだろうか それがあたりまえと言うには俺はまだ若すぎる 見つけたい 見つけたい 愛の光を 信じたい 信じたい 愛の光を
一人になって罪を消そうとしても 自分の戒律の罪は消せない 人は誰も罪人だから覚えてきたものに捕まえられている 一人になりたくない 争い合いたくない
僕はいつでもここにいるから 涙溢れて何も見えなくても 僕はいつでもここにいるから
小さな朝の光は 疲れて眠る愛にこぼれて 流れた時の多さに うなずく様に よりそう二人
Oh!朝は目覚めても昨日の疲れひきずったまま 様にならない制服着て表へ出るよ そして ぞろぞろと駅へ歩く人達に まぎれ込んで 俺も歩いてゆくよ
何のために生きてるのか解らなくなるよ 手を差しのべて おまえを求めないさ この街 どんな生き方になるにしても 自分を捨てやしないよ
毎日はあまりにも さらけ出されていて 街の素顔はこんなにも悲しみに満ちている
君も僕もこの街で夢を追い求める輝きなのさ きっとそこに信じていた僕らの姿があるはず
あいつは言っていたね サラリーマンにはなりたかねえ 朝夕のラッシュアワー 酒びたりの中年達 ちっぽけな金にしがみつき ぶらさがってるだけじゃ NO NO 救われない これが俺達の明日ならば
誰もが皆 力に押され変わってゆく 得意げに嘘やデマを口にする奴がいる だけど 真実など知る奴がいるはずもないだろう
世間知らずの俺だから 体を張って覚えこむ バカを気にして生きる程 世間は狭かないだろう
気をつけた方がいいぜ若者よ 負い目を背負って生きてくなんてまっぴらだぜ 上手い話なんてあるもんじゃないさ 誰もかれも責任逃れ 知り尽くした顔して 弱みに付け込んで笑ってら笑ってら
毎日毎日覚え込ませる繰り返す仕事に誰もが 先を争い真実さえ口にする余裕などない
一人きりの寂しさの意味を 抱きしめて暮らし続ける日々よ 見つかるだろうか 孤独を背負いながら生きていく 心汚れなき証示す道しるべが
いったいなんだったんだ こんな暮らし こんなリズム いったいなんだったんだ きっと 何もかもがちがう 何もかもがちがう 何もかもがちがう
風のうわさもあてにならないさと 冷たい街に吹き出す 熱の中まぎれ込む 空を見上げて 今日のにおいをかぐ 遠くを見つめると 泣き出してしまいそう 風の止む所で 始まりを待ってる いつもの顔ぶれが 口々にいう 今日の COLD WIND
駅のホームに立ち尽くしていると 目隠しされたまま仕事抱えてるようだ 目頭とがらせて競い合っているだけで 気取って見せる程幸せでもないだろ
誰もが隠してる 自分に言い聞かせている 誰かが明日の君に 裏切りを振りかざしている だから今 君を包むその世界の時を止めてしまおう 僕は今 君を包むその世界の時を いつも見つめてる
盗んだバイクで走り出す 行き先も解らぬまま 暗い夜の帳りの中へ 誰にも縛られたくないと 逃げ込んだこの夜に 自由になれた気がした 15の夜