アニリール・セルカンの研究不正・詐欺事件

東大助教で、自称 宇宙飛行士候補のアニリールセルカン(松村秀一研究室)の経歴詐称・業績捏造・研究盗用の追及ブログ 

盗用論文など懲戒解雇相当と決定 東京大のトルコ人元助教

2009-01-21 | NEWS
【共同通信】2010/04/02 12:26
盗用論文など懲戒解雇相当と決定 東京大のトルコ人元助教
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010040201000380.html

魚拓
http://megalodon.jp/2010-0423-2259-45/www.47news.jp/CN/201004/CN2010040201000380.html


東京大は2日、学位授与のもとになった論文に盗用などの不正が見つかり博士号を取り消したトルコ人のアニリール・セルカン元大学院助教(37)を、3月31日付で懲戒解雇相当と決定したと発表した。本人は3月15日に辞表を提出し29日付で退職したため、処分はできなかった。

 東大によると、元助教は採用選考で提出した履歴書に、卒業した事実がない米国などの大学の学位を記載したほか、国から受け取った科学研究費補助金の報告書類に、盗用部分が含まれる論文や存在が確認できない論文を記載していた。

 東大は「言語道断で極めて遺憾。こうした行為が本学で起こり、社会的責任を痛感している」とのコメントを発表した。

2010/04/02 12:26 【共同通信】

東京大学:トルコ国籍助教の博士号取り消し 論文盗用で

2009-01-21 | NEWS
毎日新聞 東京大学:トルコ国籍助教の博士号取り消し 論文盗用で
毎日新聞 2010年3月5日 20時19分(最終更新 3月5日 21時06分)

http://megalodon.jp/2010-0306-0807-36/mainichi.jp/select/science/news/20100306k0000m040070000c.html


東京大学:トルコ国籍助教の博士号取り消し 論文盗用で

 東京大学は5日、大学院工学系研究科のアニリール・セルカン助教(36)の博士論文に他人の論文からの悪質な盗用などの不正が見つかったとして、03年に授与した工学博士の学位を取り消したと発表した。論文不正で博士の学位が取り消されたのは東大で初めて。

 東大によると、学位を申請した宇宙での長期滞在施設に関する論文全376ページのうち約4割の149ページで他人の論文からの盗用が見つかった。他人の論文の主語を自分に書き換えるなどした悪質な盗用やその疑いがある個所は計21カ所あった。セルカン助教は盗用した事実を認めているという。

 セルカン助教はトルコ国籍。東大博士課程、宇宙航空研究開発機構研究員を経て、05年に東大大学院建築学専攻助手(現助教)になった。自身の著書やブログで「米航空宇宙局(NASA)で訓練したトルコ人初の宇宙飛行士候補」と称して講演や執筆活動を続けていた。昨年秋に経歴を疑問視する声や論文不正の指摘が東大に寄せられ、調査委が設置されていた。

 東大の佐藤慎一副学長は「極めて遺憾である。二度とこのようなことがないよう、全学をあげて取り組んでまいりたい」とのコメントを発表した。

 東大の決定を受け、中央公論新社は5日、セルカン助教の著書「ポケットの中の宇宙」(中公新書ラクレ)を絶版にしたと発表した。【江口一】

東京大学:トルコ国籍助教の博士号取り消し 論文盗用で

2009-01-21 | NEWS
毎日新聞 東京大学:トルコ国籍助教の博士号取り消し 論文盗用で
毎日新聞 2010年3月5日 20時19分(最終更新 3月5日 21時06分)

http://megalodon.jp/2010-0306-0807-36/mainichi.jp/select/science/news/20100306k0000m040070000c.html


東京大学:トルコ国籍助教の博士号取り消し 論文盗用で

 東京大学は5日、大学院工学系研究科のアニリール・セルカン助教(36)の博士論文に他人の論文からの悪質な盗用などの不正が見つかったとして、03年に授与した工学博士の学位を取り消したと発表した。論文不正で博士の学位が取り消されたのは東大で初めて。

 東大によると、学位を申請した宇宙での長期滞在施設に関する論文全376ページのうち約4割の149ページで他人の論文からの盗用が見つかった。他人の論文の主語を自分に書き換えるなどした悪質な盗用やその疑いがある個所は計21カ所あった。セルカン助教は盗用した事実を認めているという。

 セルカン助教はトルコ国籍。東大博士課程、宇宙航空研究開発機構研究員を経て、05年に東大大学院建築学専攻助手(現助教)になった。自身の著書やブログで「米航空宇宙局(NASA)で訓練したトルコ人初の宇宙飛行士候補」と称して講演や執筆活動を続けていた。昨年秋に経歴を疑問視する声や論文不正の指摘が東大に寄せられ、調査委が設置されていた。

 東大の佐藤慎一副学長は「極めて遺憾である。二度とこのようなことがないよう、全学をあげて取り組んでまいりたい」とのコメントを発表した。

 東大の決定を受け、中央公論新社は5日、セルカン助教の著書「ポケットの中の宇宙」(中公新書ラクレ)を絶版にしたと発表した。【江口一】

串本町が「串本大使」解任 論文盗用のセルカン氏

2009-01-21 | NEWS
紀伊民報

http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=186314

魚拓http://megalodon.jp/2010-0318-2121-41/www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=186314

串本町が「串本大使」解任 論文盗用のセルカン氏
 和歌山県串本町は16日、「串本大使」を委嘱していた、トルコ人で東京大学工学系研究科所属の助教、アニリール・セルカン氏(37)を8日付で解任したと発表した。セルカン氏は、学位授与のもとになった論文に盗用など重大な不正が見つかったとして、このほど、東京大から博士号を取り消された。

 同町は2007年9月、町をPRしたり、まちづくりを支援したりする「串本大使」の第1号をセルカン氏に委嘱した。セルカン氏は町内の高校で講演したり、紀伊大島を中心に研究調査したりしていた。今回の問題発覚を受け、町は大使にふさわしくないとして解任を決めた。

 田嶋勝正町長は「大使は『町の顔』になる人なので、今回のようなことがあって残念。今後、大使をお願いする際には慎重にしたい。旧串本町時代にしていたように年1回は大使らと集まり、町のことについて懇談するような機会をつくりたい」と話している。

 串本大使は現在、セルカン氏を除き、大学教授や企業の役員、作家、写真家など18人いる。このうち、町出身者は10人。




(2010年03月17日更新)

東京大学 広報・情報公開 記者発表一覧 懲戒処分相当の公表について

2009-01-01 | NEWS
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記者発表一覧
懲戒処分相当の公表について
平成22年4月2日 

東京大学は、アニリール・セルカン元大学院工学系研究科助教(以下「元助教」という。)の行為に関して、以下の事実を認定し、3月31日、懲戒解雇相当と決定し、通知した。

1.元助教は、平成17年5月に本学助手に採用となったが、当該採用選考の資料となった履歴書に以下の虚偽記載を行った。
・イリノイ工科大学(アメリカ合衆国)建築学部建築学科を卒業した事実がないのに、平成7年2月に同大学同学部同学科を卒業し、学士(Bachelor of Science)の学位を授与されたとの記載
・イスタンブール工科大学(トルコ共和国)建築学部建築学科を卒業した事実がないのに、平成8年2月に同大学同学部同学科を卒業し、学士(Bachelor of Arts)の学位を授与されたとの記載
(なお、実際には、ユルディス工科大学(トルコ共和国)建築学部を平成8年9月3日に卒業し、建築学士(Bachelor of Science in Architecture)の学位を受けている。)
・バウハウス大学(ドイツ連邦共和国)建築学科都市地域専攻を修了(DIPLOMAの日付は平成11年12月17日)していたのに、平成11年2月に同大学大学院エンジニアリング学部修士課程を修了したとの記載

2.元助教は、悪質かつ不正な方法により請求した学位(平成22年3月2日に授与取消)であるにもかかわらず、上記1記載の履歴書に、平成15年3月本学から授与された博士(Ph.D.)の学位を記載した。

3.元助教は、平成18年度の科学研究費補助金の研究実績報告書(研究課題「宇宙技術を活用した住宅建設におけるインフラフリー施設の構築に関する研究」若手研究(B)研究課題番号18760453)において、「発表文献」として文献3編を報告したが、1編の文献に、他の文献からの盗用と判断できる箇所が9箇所、盗用の疑いがある箇所が7箇所あり、不正行為に基づいて書かれた文献を研究成果として不当に報告した。また、他の2編の文献は、存在そのものが確認できず、虚偽の報告を行ったものである。

元助教の行為は、採用選考の履歴書に虚偽の学歴及び学位、不正行為に基づいて取得した本学博士の学位を記載したものであり、さらに、盗用という不正行為に基づいて書かれた文献及び存在しない文献を研究実績として報告しており、本学の教員としてあるまじき行為と断じざるを得ない。
また、元助教が提出したイリノイ工科大学の証明書は偽造されたものであり、ユルディス工科大学及びバウハウス大学の証明書は変造されたものであって、極めて悪質な行為と言わざるを得ず、東京大学教職員就業規則第39条第6号に規定する懲戒解雇相当としたものである。

同人の退職については、3月15日に辞職したい旨の届出があり、本学としては、事実関係を調査・審議中であるため、辞職を承認しなかったものの、民法第627条第1項の規定により、同月29日をもって雇用の解約が成立したものであるが、懲戒解雇相当との決定がなされたことにより、元助教に対して、退職手当は支給しない。
本件は言語道断の行為であり、およそ本学の教員としての資質を欠いていると言わざるを得ず、極めて遺憾であり、厳正な措置をいたしました。このような行為が、本学において起こったことについて、社会的責任を痛感しております。

東京大学理事・副学長(コンプライアンス担当)
田中明彦

※博士の学位授与の取消しについては、本年3月5日に報道発表済みです。詳細は以下を参照願います。

http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_220305_j.html