いろはにほへと。。。

日々の出来事ブログ.

むすいなべ

2010-11-04 12:51:11 | 


お鍋です。

結婚した甥にお祝いを包んだらお返しの品々の中にカタログがありました
何が良いのか決めようもなく置いたまま3ヶ月

先日しみじみ見直してページをめくりながらながめいて目にとまったのが[鍋]

しいてこれが欲しいと思うものってそれほどないのよね
自分で買ってまで手に入れたいと思うのもないのよね
でも頂けるなら、誰かがくれるなら、貰えるなら

あ!これ欲しい! なんて思う物はあるんだわさ

カタログの中にまさに買ってまでは使わないがでも欲しいあると良いなと思っていたのがこのお鍋でした。

ネットで見つけて早3年経過、1万もするものを買う事はないが時々見ては高いなぁ~~・・と

この鍋は実は昔から田舎の実家にあったもの


まだ小学生だった私、ある日母が鍋を買って来た。それがこの鍋。

で母が言った「この鍋は万能鍋だから水を使わないでなんでも作れる」と
で母は「だから良く覚えてこれからはこれでオカズを作れ」と

今はJAと名称が変ったが以前は農協という名だった
田舎生活には欠かせない共同体をしいられたあの組織

その組織のなかの婦人部なるものにかかわっていた母
農家の意識改革、生活向上の為といろんなのが入れ替わりに入ってきていた昭和も30年代

そう鍋はそんな時代に農家の婦人たちを集めて料理講習と銘打って塩気が多い漬物、醤油でしっかり味が付いた煮物が多かった田舎料理に画期的な新しい料理を伝授しようとやって来た業者に

何のことはない最後には買わされて来た鍋の値段は15000\!!当時…!!


今ならさぞかしもっと高いだろうと買おうとは思わなかったがネットで見つけてたら1万前後でした。
ネットの中のは24センチで1万1千かな?

この鍋はアルミ合金製、火が付いている時さわっちゃ火傷する代物!
なので取っ手には迂闊に触れない、おまけにフタにはツマミもない!
調理途中でフタを開けたい時には慎重に、慎重を重ねて気をつけて開ける・・ちと面倒
重さもあるはずだったけど意外と軽かった、普通にある鍋と変わりなかった。
田舎のはかなり重いんだけど改良されたかな?
懐かしさもあるけれど重宝さもあるから欲しい一品でした。

なのでカタログの中に入っていたのを見た時にこれに決めようと、昨日届きましたそれが無水鍋



母は万能鍋と言ってたけど多分業者が田舎の農家婦人に話が分かるように使った言葉なんだろうな

買った鍋で調理をしたのはこの当時小学何年?覚えてないが私と妹

これが業者もいい加減ではなかったのかな?確かに万能でした。

煮物は当然ながら蒸し物も出来たし少ない水の量で野菜を茹でる事も出来た。

フタでは焼き物が出来、豆類を煎ることもやってました。

そう鍋とフタと両方が別な使い方が出来以外と重宝な代物でした。

田舎の実家にはこれを買った母も既に亡くなり兄嫁さんが今でも使ってますが
壊れもせずへこみもせず台所に鎮座してる。



なので折角届いたので何かを作ってみようと本日やってみたのは

        や き い も

 

ムラサキ芋と普通のさつま芋、やきいもにするには鍋の底にアルミホイルをしいて
弱火で焼く事50分ほっくりした芋に焼けました。
ムラサキ芋にバターを付けて食べてみた、1本なら食べれるかな