格闘アクションの無い回だったが、毎回アクションに持ってゆく筋が荒っぽかったということもあり、無いなりに纏まった話ではあった。嘘の嘘の嘘という展開。まぁ状況的にあの警備会社社長、コネつくる為だけに生き急ぎ過ぎ！ って話ではあったが。ミスを表沙汰にできないとはいえSPに普通にバレちゃってたしね。医師会のドンもあくまで来賓の一人で急に大臣の事情をぶっちゃけられても『実は良い人』じゃないと落とせなかった気もしたかな？ ただSP落合が主人公島崎達民間ボディガードがムチャするのを嫌う理由はようやく明らかになった。そりゃそうだ、という理由だったが。元自衛官とも一応協力関係ができたような気もしないではない、この人物もなんでそんな島崎に突っ張ってたのかやや謎ではあるが、たぶん書き手がツンデレの『ツン』の使い方に不慣れなんだろう。マジな感じでダメージ大きく、不可解要素の強い『ツン』は特に理由の開示の適切なタイミングと理由自体の理解の余地が重要。失敗するとシンプルに『お邪魔キャラ』と誤解される。事件物は主人公以外の人物描写にそんな余裕無いはずだから最初のテンプレ設定をミスると結構ガチャつき易い。やはり中途修正が大事だね。
