羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

ルパン三世 2

2016-01-08 20:53:56 | 日記
彫像が多数置かれた別のフロアに移動し、一体の口の部分に穴の空いた像に目を止めた。銭形は笑みを浮かべると、銃のグリップで彫像を殴り付けた。表面が簡単に砕ける彫像! 中にはルパンらしき者が入っていたが、顔の部分のみ像は砕けず、仮面のようになった。「やはりいたかっ!」煙幕弾を使うルパンらしき者。周囲は煙に包まれた。警報が鳴り出す。モナリザの間には異変は起こっていない。「モナリザは絶対に動かすなっ!」下手に動かして『隙』ができるのを嫌う銭形。
外へ逃れたルパンらしき男は不二子のバイクの後ろに飛び乗り、美術館を離れてゆく。パトカーで待ち構えていた銭形は追い始めた。運転する警官は先の道路を封鎖したと言ったが「通路を右に入れ」銭形は回り込みを指示した。トラックの陰にバイクを入れ込む不二子。トラックが横に退くと、ルパンの姿が無い。驚く追っていた残りのパトカーの警官達。不二子は道路を封鎖する前方のパトカーの前でバイクを反転、ウィリーさせて追ってきていたパトカーに突進! 激突寸前で飛び上がり、パトカーを越え、走り去って行った。
ルパンらしき男はすれ違ったトラックの荷台の上に乗っていた。路地裏で飛び降りるルパンらしき男。即座に2台のパトカーが男を挟む形で横付けに路地に急停車した。1台には銭形が乗っていた。銭形が手錠を出すと手錠を精確に速射して弾いてくるルパンらしき男。「この銃声?」何か気付いた銭形。ルパンらしき男はワイヤーで近くの建物の屋上に跳び上がった。「『ヤツ』は任せた!」銭形は突然パトカーに乗って一人で走り去り、他の警官達を困惑させた。
無線でルパンの確保の知らせを聞くがパトカーを走らせ続ける銭形。夜空には『気球』が飛んでいた。ルパンらしき男を捕らえた警官達が仮面になっていた彫像の顔面を剥がすと、仮面の下の覆面の一部も剥がれ、覗いた顎髭の口元がニヤリと笑った。ピラミッド、次元、追い付き、五ェ門、逃れ、0時、盗まれてない、インタビュー、男、踊らされている
     3に続く

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