羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

孤独のグルメSP 2

2016-01-02 18:19:50 | 日記
注連飾り等を見上げる五郎。(下戸でも落ち着く)店の雰囲気に安心する五郎。「はい、どうぞ」女将はおしぼり、お通し、箸、メニューを持ってきた。メニューはプラスチックカバー入りの物と手書きの品書きの束を纏めた物の二種類があった。メニューに『めし』の項を見付けて思わずガッツポーズを取る五郎。(もうこっちのもんだ!)一先ずオーダーを済ませた五郎。
最初にきたのは温かいとうきび茶。(あ、凄いトウモロコシ。コーンっときた)感心していると、女将がストーブに頂き物だと南瓜の入った鍋をストーブに置いた。「ごちそうしますよ?」「ありがとうございます」五郎はついでに身欠きニシンも頼んだ。待っていると、厨房で主人が若鶏を網で焼いて肉切り鋏でカットしてゆく。(ワクワクがMAXだ)茶をグイグイ飲む五郎。焼き上がった鶏は創業以来の物だというタレに漬けられて皿に盛られた。
「ご飯と、新子焼き(鶏)です」女将はさらに茸汁、漬け物も出した。箸袋を手に取ると『日々感謝』と書かれていた。「頂きます」炭火で焼かれた鶏からいく五郎。(んんっ、旨いなぁ、新子焼き!)笑顔になる五郎。ご飯も進む。続いて七種類の茸の入ったとろみのある茸汁を啜る五郎。(とろ~りと旨い。温まる)ハフハフと啜る五郎。漬け物はきゅうり、大根、蕪、人参、豆腐。摘まんでかじり(漬け物が旨い店は信頼できる)出先で漬け物をオーダーする度に同じことを思う五郎。豆腐の漬け物はチーズのようだった。
流れでお通しの酢大豆を食べ出す五郎。(うんうん、こっちは違う)豆腐の漬け物とは仕込みの違った。「お待たせしました」身欠きニシンの炙りと卵焼きを女将が持ってきた。ニシンに醤油をスッと掛ける五郎。尾の方からほぐし分けて食べる。(んん~、旨い旨い)渋い旨味。多目に添えられたおろし生姜を乗せて食べてみる。
     3に続く

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