愛おしくて

ギックリ腰ってっ！　あの流れで急にきたから、笑っていいのか戸惑ったわ。掛かってる曲はシリアスなままだし、小夏もシリアスなままだからさ。逆に面白い感じもしたけれど。でもギックリ腰ってっ！　あの状況から小夏がそのまま抱かれるとかさすがに無いとは思ったからなんかしら脱出か撃退するんだろうと思ったけどギックリ腰ってっ！　誰も思い付かんわ。佐橋は脚本家の匙加減一つでいつでもどこでも少し腰に力の入る件があれば『ギックリ腰』で処理できるから弁理過ぎっ！
まあいいか。会長の山崎も何気に怜子の元彼だったり辰造の友達だったりと意外な程役割多い。特に辰造の友達ってね。あの街の人間関係超コンパクトに纏まってるよ！　辰造背景要員にもう一人くらいいてもよさそうな気もしたぜ。
光太郎と小夏もせいぜいちょっと話合うかも？　ぐらいのもんだったから今回のラストの引きはええっ？　となった。なんなら小夏も２段階くらい急に飛び越えてきた光太郎に困惑してたもんね。やっぱりパワー系の脚本だな。ヤバいぜ。次回商店街再開発とか、有松絞りはよっ？
劇画タッチのシーンが多いが、そんな複雑な話は無く、むしろ明け透けなくらい。ただ突飛な展開がちょいちょい入るから油断できないな。あと地味に小夏が作った電灯が思いの外前衛的でさ。ソフトクリームっ！　展示も少なっ！　わざとか天然かそういった点でも油断できないドラマだ。