羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

金田一耕助vs明智小五郎

2014-09-30 18:48:49 | 日記
鬼嫁のような借家の娘? にドヤされつつ御用聞きのようなことをしていた金田一だったが、ある日、旧家の娘である柳篠星子が父の毒殺未遂事件の真相解明を依頼してくる。
喜んで引き受けた金田一は星子の故郷の村を訪れる。
村では星子の義兄が殺され、「怪人二十面相が金の如来像を狙っている」と明智小五郎が現れ、星子の縁談がマッハで進み、もう一人の義兄も猟銃の暴発で死に、当主も星子に全てを託して死ぬ等、金田一がフラフラしている間に事態がどんどん進行。
明智の目的はあくまで怪人対策で、殺人事件には余り関わらず折々金田一にちょっかいを掛けるのみ。金田一はポンコツなりに推理して当主毒殺未遂の犯人が当主の妻である事は解明する! しかしそれ以外の推理はグダグダであった(・ω・)
如来像の在処を探し当てた二十面相。そこには貧相な石像があるのみ。駆け付けた明智と乱闘になる二十面相だったが、事前の金田一とのやり取りが効いて、撃退される。
一段落着いて、事件の真相は明智によってサックリ解明される。村は隠れキリシタンの拠点で柳篠家はそれを庇護していた。しかし欲にかられたもの達が現れた為、家と財宝を守ろうと最初の毒殺未遂以外は古参の使用人と村人達が企てたのだった。
大団円は星子と実は当主の隠し子だった使用人一平が結ばれ、フンワリ金田一が失恋し、ポジティブに終了した。
視点は主に金田一だが、ワトソンポジなんだな。剛力も所々荒かったが、手堅く固めれば普通に機能するん感じ。
このシリーズ、続きそうだ。