にゃんころりんのすっとんとん

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白い蝶の三羽

2022-11-02 20:42:01 | にゃんこ的虫さんたち
 
チョウを数える時の正式な単位は、1頭2頭と、動物のようにいうのですって。
私なんかは、ひらひらと舞い飛ぶ蝶を見て、鳥みたいに「羽」の字を使いたくなるけど・・

理由は、西洋の動物園での数え方、「head=ヘッド=頭」というのが
日本でも定着した説が有力だそうです。

だから正式には「1とう、2とう」と読まず
「1あたま、2あたま」と読むのが正しいのよ(嘘です嘘です嘘です)


でもこの記事のタイトルは、三頭ではなく、三羽(サンバ)と言いたい。
その理由は、・・・わかる人だけわかりゃいい・・・。






 
モンシロチョウが変な格好をしてました。
羽を広げて、腹を突き出している。どうしたのかな死んだふり?
でも、すぐに別のチョウがやってきて、ちょっかいを出してきたのがこの写真。

そのあと、2頭でひらひら舞い上がりました。

あとで調べてわかりました。

モンシロチョウのメスは、一度交尾するとそのあとは、
「交尾拒否」をする(ネットで知りました)のです。
あの姿が「交尾拒否」の姿勢だったのです。


写真にはうまく撮れませんでしたが、
まさにそんなポーズしてましたよ。






 
逃げ出すメス。追いかけるオス。さらにもう1頭加わって、
3頭のチョウが、農園で追いかけっこ、よく見る風景が繰り広げられました。
その時は、のどかだなーと見てましたが、あとからわかると、メスには災難?








2頭のチョウに追いかけられて 
メスはもう、うんざり、って気分かもしれません。

彼女の興味は、もう次の段階、安全な産卵場所を探すことに変わりました。
モンシロチョウのメスにとって、恋は1回限りなんですね。
シンプルライフです。





おまけ:海野和夫デジタル昆虫記より。メスの断固拒否の姿がわかりやすいです。
モンシロチョウの交尾拒否 Pieris rapae - 海野和男のデジタル昆虫記 - 緑のgoo

モンシロチョウの交尾拒否 Pieris rapae - 海野和男のデジタル昆虫記 - 緑のgoo

小諸日記ではデジタルカメラで写しだす自然界のさまざまな出来事を海野和男のコメントとともに紹介します。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (iwa_gonta)
2022-11-02 21:27:38
ちょうちょ一匹二匹と数えていました、頭なのですね。
虫の世界はもう終わりの季節なのですね、次の世代につないでいく、けなげです。
モンシロチョウの雌どこに卵産むのでしょうね。

それからメール送りました、よろしく。
返信する
こんばんは☆ (ハート)
2022-11-02 21:53:15
1頭2頭と数えるのですね。
余り蝶を数えた事が無い気がします。何でだ??
子供の頃は綺麗な蝶だと追いかけるし
グロイ蝶だと見なかった事にしていたので 数えなかったんだと思います。

そちらでは この時期でも蝶がいるんですね。
こちらでは10月頃は雪虫です。11月になり もう雪虫はいなくなったと思います。
もうすぐ初雪が降ります。寒さは困りますが雪は好き😊
返信する
Unknown (リュウ)
2022-11-02 21:59:46
こんばんは、初めまして。
チョウは「頭」と数えるというけれど、何も明治時代に入ってきた
ヨーロッパの習慣をそのまま採用する必要はないと思う。
日本に立派な「羽」または「匹」の数え方があり、チョウもそれで
いいじゃないの。
私はあえて「羽」と数えています。
時々「頭で数えるらしいけど・・・」と断りを入れたりして。
明治以前は「頭」と数えていないはずだと思う。
ネットで調べても、「羽」や「匹」でもよい、という記述もある
ようです。
返信する
拒否サインは知らなかった (Cakeater)
2022-11-02 22:53:11
寒くなると昆虫は動きが鈍くなるんで、撮りやすくなりますねえ。絞りを深くしてフラッシュを焚いてなんて考えなくても、カメラの方で勝手にやってくれるからますます虫の写真が増えます。haha
オリンパスのTGシリーズのコンパクトカメラなんか1mm程度の虫も逃げられないようにレンズフードの中に閉じ込めて接写10mmなんて真似もしてくれるんで、小さい羽虫やダニとか、ンなものの写真ばかり増えてきます。haha
さて、退職書類が届くまでは時間がたっぷりあるので、ジョギングやら料理やら語学趣味の時間が持てるようになりました。
かき揚げサンドへのアクティヴィティありがとうございます。あれは、最初は弁当用に、総菜のかき揚げをはさんだだけの、ハードコア弁当だったんですが、いろいろやって、あの形になりました。チーズトーストで挟むのが歯ざわりと味でいいんですねえ。トルコあたりだと、サバのフライを挟むというんで、やってみましたが、なかなかいけました。海鮮ものだと、挟む前に、ローズマリーを振るとさわやかさがくわわってよかったです。
ご飯と丼作れるものなら、みんなサンドイッチになるんだと改めて知りました。旦那様とのランチにいかがですか?
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おはようございます(^^♪ (midori)
2022-11-03 09:22:07
そうそう蝶は どうしても1羽、2羽と数えたくなってしまいますよね。
な~~んか1頭、2頭ではどうも蝶のイメージが湧きません。
蝶が飛んでる様子 いい感じですネ(^^♪
撮ったことがないので 私もチャンスがあったらパチリしてみたいです。
でも 難しそうで撮れないかなァ・・

へぇ~、蝶も嫌だと思ったら拒否するんですね。
恋は1回限りなのですか!
雌の蝶は潔癖なのですね~~~。
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iwa_gontaさんへ (にゃんころりん)
2022-11-03 13:20:41
>モンシロチョウの雌どこに卵産むのでしょうね。

私もそれ思って、調べましたよ。
モンシロチョウは、アブラナ科の植物に産卵するので、キャベツだけでなく、これからは小松菜とかブロッコリーとか、青梗菜なんかにも。
幼虫は、冬は蛹の姿で越冬するということです。
あと、メールありがとうございます。
返信する
ハートさんへ (にゃんころりん)
2022-11-03 13:40:38
身内に、中学生の頃、生物クラブだった者がおりますので、中学の頃、覚えたことは一生覚えているというか、それで、チョウの数え方についても講釈垂れてまして・・。
北国は、雪が降るから虫もいったん、いなくなりますよね。
「初雪」っていう、言葉の響きもきれいですね。

こちらは、この前のしみじみするシジミチョウと、モンシロチョウは今のところまだまだ、よく見かけます。
瑠璃色の地球を宿す?ルリタテハは、成虫で越冬するそうです。
だから、寒さよけなのか、チョウなのに、体はなんとなくモフモフしてますよ。
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リュウさんへ (にゃんころりん)
2022-11-03 13:47:17
リュウさん、初めまして。
コメントありがとうございます。
「頭」っていうのは、ゾウとかライオンとか、大きな動物を数えるときのイメージですから、
はかなげに飛んでいる蝶に、頭は確かに野暮ですよね。
学術的にはどうであれ、私たちは羽でも匹でも言いたいように言えばいいなと思います。
だって、羽の方が、断然、風情がありますもの。
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Cakeaterさんへ (にゃんころりん)
2022-11-03 14:04:47
最近のカメラ、性能良いですよね。
私みたいなドシロートでも、飛び回る蝶が撮れちゃったりして。
お天気が良かったのもよかったかもしれません。
天気が悪いと、焦点が合いにくくて、ピンボケもけっこうあります。

ボリューミーなかき揚げサンドが美味しそうで、速攻反応しました・笑。
レタスやチーズも入って、なかなかアメリカンなかき揚げでしたね。
そういえば、その鯖サンドというのをタモリさんが作ってたのを昔、見たことがあります。
トッピングは庶民派のレタスとマヨネーズだったかな?
丼は、サンドにも応用可能とは。良いこと知りました。ありがとうございます。
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midoriさんへ (にゃんころりん)
2022-11-03 14:13:40
飛んでる蝶の写真は、私もラッキーで撮れたようなものです。
三羽いっしょに撮れたのは、より、ラッキーでしたよ。

そうなんですよ、モンシロチョウの雌の恋は、1回限りなんです。
あとは、産卵という大仕事があるのです。
短い命なので、遊んでいる暇はないのでしょう。
自然の摂理は、絶対なんですね。ある意味、潔いです。
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