猫は年をとるほど賢くなるにゃ

ビジュアル系ロックバンドのドラマー煉(れん)さんが、自宅の庭に迷い込んだ生まれたばかりの子猫（虎徹）を育てているという、そのギャップが微笑ましく興味深いというので、テレビ番組で放送されて話題になりました。
→http://nekonavi.jp/archives/17769

見ていると虎徹ちゃんは、夜、煉さんが寝ているとき、遊びたいのか「オキロー」って鼻のあたりを噛む癖が。
煉さん、「イテテ」と言いながらも、全然怒らないで、じっと我慢。たいした猫バカだ。


それ見て、そういえば、ルナも小さい頃、おなかがすくと、顔がとんがってきて
そのままにしとくと、怒り心頭になるのか、こちらにむかって噛み付いてきたなあ・・と思い出した。

（写真は2006年3月）

それも、クビ狙ってくるんですよ、猫の本能かもしれないけど、こっちを殺しにかかってるのかって。
（まあ、だったらさっさとご飯上げりゃいいのよね）
被害にあうのは、私と息子だけで、夫にはそういうことをしなかったので、完全に人を見てましたね。


そんな、乱暴お馬鹿なルナでしたが、おなかがすくと、今は、ちゃんと「ごぉは～ん」て鳴いたり、
ご飯入れの前で、じっとこちらを見つめて、目が合うと声に出さない「ニャオ」を言うという、猫バカ心をくすぐる訴え方に変わり、実に賢くなったなあと思います。

そして、ついに・・・今朝、さらに賢くなったという事象が起こりました。

今までルナに起こされるのは、お顔を前足で、とんとん、そっと叩かれるというパターンが多かったのですが、
きょうは、肉球で、私のあごの下を、下から上に優しくなでなでして、起こしてくれました。

なんか、心地よい目覚めだった（笑）・・そして気づきました。
これは、ルナにやってあげると、とても喜ぶ「あごの下なでなで」じゃないですか。

（2010年10月）

自分がやってもらって嬉しいことを、人にもやってあげるっていうのはね・・・
簡単なようだけど、人間でも案外できないことなんですよ。
ルナくん、大人になったねえ。