「白鳳の貴公子・白鳳の微笑みに会いに」
このようなキャッチフレーズに魅せられて
「東京藝術大学大学美術館」へ行きました。
今回の展示は興福寺創建1300年記念行事です。
1187年山田寺から移送されて東金堂の本尊となった
「仏頭」は1411年火災で胴体を失い所在不明となり、500年
の時を経て1937年に再び発見される数奇な運命をたどりました。
「銅造仏頭」は破損仏でありながら、国宝の指定を受けています。
頭部だけで、98.3cmという大きさです。
この偉大な仏頭は360度のアングルで見る事が出来ました。
色々な仏像の前では思わず手を合わせてしまいます。
その他、東金堂の国宝「板彫十二神将像」など国宝25点の展示です。
初めての寺外での展示に有りがたく頭を垂れました。
この展示をしている東京藝術大学美術館までの上野公園の道のりは
アートを触れる道となています
歩いている途中の掲示に沿って歩きます。
公園内の朝は体操で元気に。
上野駅から歩いての公園内はきれいに整備されました。
益々魅力ある上野公園は、これからも通います。
奈良・興福寺といえば、阿修羅像ですが、
3年ぐらい前に実際に阿修羅像を見て来ました。
たくさんの仏像の数々の中にこの仏頭もあったと記憶します。
じっと見ていると心が洗われるようです。
本当に美しく荘厳で膝まづきたくなるようでした。
昔の人の崇高な精神を見るようでした。
大阪に在住時代は奈良も近くて行きました。
歴史ある町で素晴らしい体験をたくさんさせて頂いた
思い出が沢山詰まっています。
良き展示品が奈良から運ばれたことが嬉しいことです。
白鳳時代いこのような素晴らしい仏様を制作したことも
驚きです。
1300年の時を経てこの時代に現れてくれたことも
驚きですね。
信心深い人々が心を籠めて制作したことに感謝です。
上野駅から美術の杜へは素晴らしい道です。
端正でありながら優美、とはこの仏頭を見た感じです。
360度で見る事が出来たり、VRで復元の様子も見る事が
出来て益々興味をそそられました。
又、この仏頭にまつわる山田寺から藤原氏率いる興福寺
への歴史の過程も興味深いものがありました。
それにしても「白鳳の微笑みに会いに」のキャッチフレーズは素晴らしい!
奈良や京都から展示会に運ばれてくる仏像は360度
見えるように展示されているものが多いですね。
各お寺に戻ると後ろ側は見えないので上野で見た方が
分りやすいです。
我々の大阪生活ももう遠い話になって記憶も薄れてきます。楽しかった思い出はいっぱいね。
旅のお疲れは出ていませんか?
きっと、写真の整理だけでも大変でしょうね。
思いだしながらゆっくりね。
>各お寺に戻ると後ろ側は見えないので上野で見た方が
分りやすいです<
確かにそうですね。正面だけでなく角度を変えてゆっくり見る事が出来ます。
今回の仏頭は火事で焼けた部分も良くわかりましたが
正面の顔の端正な姿は堂々としています。
大阪時代は本当によく、奈良や京都、神戸などに行きましたね。遠い思い出ですが鮮明に残っています。
明日11日開いているので行く予定。
近くの深大寺にも天平の観音像がありますが・・・
良いですね
藝術の秋にふさわしいイベントです。
それに、上野公園が綺麗になって散策もよし、
その他の美術館、博物館もよし、お猿さん沢山いる
動物園もいいね(*^_^*)