アートな旅

日々の生活の中で出来るだけアートに触れられた場面を記事にしてゆきたいと思います。

北鎌倉へ。

2008-01-06 17:46:52 | アートな旅

早いもので、新年になったと思ったら、一週間経ってしまいました。
皆様には良き新年をお迎えのことと思います。

私は今年も息子のお嫁さんの入退院の繰り返しが続きます。
どうか、一年を平和に過して行きたいと念じています。

昨日は初めて「ホリデー。パス」を使って鎌倉まで行ってきました。
(これはとても便利で安くて嬉しい切符です)

35年前には北鎌倉に住んでいました。
息子は円覚寺の幼稚園に通っていました。どんなに変わっているかなと思いつつ円覚寺をゆっくり散策してきました。



立派な山門をくぐると臨済宗円覚寺の空気になじみます。
700年もの歳月を経て尚人々を受け入れて「心の寺」と呼ぶに相応しく訪れる人々に深い心の安らぎを与えています。

      
写真左下に「北鎌倉幼稚園」の石碑。山門から歩くと左に折れて坂を上るとこのような幼稚園があります。変わっていませんでした。



急ぎ足で僧侶が階段を駆け上がります。
住んでいた頃、寒い朝に素足で托鉢に訪れる僧侶を尊敬しました。遠い思い出が蘇りました。

 
「方丈」とは住職の居間であるが、多くの宗教行事がここで行われる
  
庭のあちこちに寄進されたものか、像が優しく迎える。


姫蔓蕎麦(ひめつるそば)花が何も咲いていないお寺に(椿、蝋梅は少し咲いていたが)沢山の花をつけて彩りを添えていました。

                   

140段の階段を登って行くと,「洪鐘」(おおかね)がある。
1301年、北条貞時が国家の安泰を祈って寄進したもので、鎌倉一大きな梵鐘です。



梵鐘が設置されている弁天堂の横に「見晴らし茶屋」があります。
一気に階段を登ってきた人達に甘酒を売っています。
その見晴らし茶屋からの眺めは真正面に「東慶寺」右手
このように「北鎌倉女子学園高校」が見えます。このすぐ側に住んでいましたので、懐かしく写真を撮ってみました。



円覚寺境内の掲示板にはこのように書かれていました。
今年一年、このような気持ちで過したいと思いました。

コメント (4)
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