My競馬三昧の日々

私、美浦のブルボンと競争馬の軌跡。
一口愛馬の近況や馬券予想をマッタリとお送りしていきます。

神戸新聞杯とオールカマーを占う

2017-09-20 06:42:21 | 予想
神戸新聞杯。

それでは神戸新聞杯から。主役はダービー馬。単オッズは1倍代でしょうか。しかし、先の記事にも書きましたが目標は次です。仕上げは7~8割と見ないと痛い目にあいます。そもそも、休み明けのトライアルで一本かぶりの実績馬の単勝負は一番やってはいけないこと。とは言っても馬券の中心にはなるでしょう。
では、狙いは未完の大器サトノアーサー?これも躊躇しますね。この手の大器は毎年いますが、何だかんだと負けるのは単純に力が足りないパターンが多いですよね。

ということで個人的な主役は1頭。
キセキ。名前や脚質からキズナを連想してしまいそうですが、前走が強烈。上がり32.9はもちろんゴール前はかなり余裕残しでまだまだ伸びそうでした。相手のブラックボスもオープンまで楽に行きそうな馬ですから価値が高い。

他では春の実績馬、カデナやマイスタイルがどれだけ成長しているか。カデナあたりはG1戦になってから急に崩れましたから、立て直せば案外まだまだ侮れない存在かと。脚質的にはマイスタイルが一番魅力的ですね。


中山はオールカマー。
ここはG2.3ハンターのアルバートが人気でしょうか。ステファノスも出てくるなら2強?個人的にはタンタアレグリアとモンドインテロのキタサン世代に期待してますが、こちらも休み明け馬が人気なら使ってきた組の方が魅力的。
モンドインテロに少しづつ復調してるカフジプリンス、それから中山ならまだ見限れないツクバアズマオー。

昔は大井の猛者が出てきて楽しいレースだったオールカマー。ハシルショウグン懐かしいですね。やっぱり名前のセンスが抜群です。

神戸新聞杯と菊花賞の価値

2017-09-20 05:56:21 | 予想
さてさて、今週は菊花賞トライアルと中山では伝統のオールカマーですね。

毎年、菊花賞の主役候補が集う神戸新聞杯。基本、関西馬は無理に遠征したくないでしょうから、セントライト記念より関西の強馬が秋の初戦を迎えるこちらの方が菊花賞に直結します。
ただ、今年はダービー馬の参戦こそあれ、他は少し小粒か。その一つの要因に秋の3歳馬の菊花賞離れが色々と言われます。今年もレイデオロはここからJCらしいし、ソウルスターリングは天皇賞、マイル路線に行く馬達も。このようなローテーションに菊花賞の距離に関して是非が問われて久しいです。まぁ、菊花賞離れの要因は社台グループの使い分けなんですけど、菊花賞勝ち=種牡馬価値の低下なんて言われる点は少し違う気がします。確かにスピードが問われる近代競馬ですから、ステイヤーの証明である菊花賞が敬遠されるのは一つの要因ではあるのでしょう。

では菊花賞を避ける本当の理由。レース後のダメージとG1勝ち量産の為。

レース後のダメージに関しては天皇賞春も同様ですが、多数の馬が次走に苦しんできました。菊→JC→有馬なんてローテーションはダビスタの世界の話で、なんとか立て直して有馬記念に使えるか?というのが現状でしょう。いずれにしてもレース後の不安が残るタフなレース。

そして最大の理由。古馬G1とされてきた天皇賞秋やJCは3歳馬の方が取りやすいと見ているから。凱旋門賞が3歳馬独占なのは有名ですが、秋になれば馬齢斤量差は3歳馬にとっては有利なハンデになりますよね。レイデオロもJC勝ちの勲章を取るなら、今年が一番勝ちやすいと踏んでのローテーションでしょう。ソウルスターリングもしかり。つまり、クラシック路線で同世代と凌ぎを削るなら、賞金も高いレースに有利な斤量で出た方が特というジャッジ。これにより、クラシックの価値云々が言われようが、ルールに沿って出走する以上は文句は言えませんよね?自分がオーナーでも同じ使い方します。3000の菊花賞でダメージが残り秋全休なんてこともあるわけですから。長くなってしまったので、予想は次へ!