準オープンクラスで常に上位人気になりながら、まだオープンにいけないの?と感じる馬がよくいます。
このパターンに当てはまる馬は沢山いますが(勝手な主観であることを先に断っておきます)例えば新潟日報賞に出てくるショウナンタキオンや小倉記念のグロリアスウィークなどが該当します。
このパターンの特徴は必ずハンデ戦に使ってくるところです。実力馬ですからハンデが見込まれるのは分かっているはずですよね?
つまり、それでも横一線に調整されるレースに出したいという事です。
簡単に言うと、仮に重賞・オープンクラスでは頭打ちの不安があったとした場合、目一杯仕上げての準オープン1戦1勝より、何戦か入着してから1勝した方が確実に賞金が入るという訳です。
4連続で3着に入れば準オープンの1着賞金を越えますから、上で着外を繰り返すより確実な使い方となります。
まあ、準オープンの番組自体が少なく、芝レースは元々ハンデ戦率が高い点を見ればJRAの意図も感じますね。
この手のトップハンデ好き馬は、当然実力はありますから馬券になることも多いのですが、人気にもなりますから頭にはしない方が賢明です。
ただ今回のショウナンタキオンは掲示板確保を逃した後のハンデ軽減ですし、グロリアスウィークに至っては重賞チャレンジ(日経新春杯でもしっかり掲示板に来てるので、この馬の場合はクラス問わず陣営の賞金狙いが巧いのでしょうね)であり、準オープン稼ぎパターンからは外れます。
という事は今回は狙い目か?