糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

出会いと決意

2014-12-03 | 日記

 総選挙本番突入です。と、もう3日目が終わってしまいましたが。

 仲間に、「Facebookもいいけど、ブログの方が不特定多数に見ていただけるので、そっちもマメに更新して」とアドバイスをいただきました。なるほど、と思い、帰宅し、PCの電源入れてログインしたら、えらいこった。アクセス数がビックリの数字になってました。w

 やはり群馬5区、今回は注目度が高いようで。前回は「無風」とか散々言われたのにw。

  さて、街頭では主に「政治とカネ」の問題を中心に、みなさんにお話ししています。どんな話かは、また追ってここでも書くかもしれません。

 

 今回はちょっと違う角度で。

 

 午後、突如現れたTV局の取材クルーに同行され、多少動揺しつつも、予定通りの演説場所で演説を始めました。と、ちょうど小学生の下校時間帯にぶつかったようで、通りかかる子どもたちが、TVクルーの珍しさに、遠まきに群がる有様に。

 話を終えて、子どもたちの群れにダッシュし、手袋を外して「握手しよ」と手を出すと、みんなが楽しそうに握手。と、一人の子が、「消費税はどうするんですか?」と聞いてきました。「消費税の10%はキッパリ中止します!」と、私が言うと、子どもたちが「お〜!」と歓声を上げました。と、ちょっと背の高めの少年が「戦争はどうですか?」とまっすぐ私を見て言いました。

私「何年生?」

子ら「6年生です!」

私「じゃあ、日本国憲法は習ったよね?」

子ら「習いました!」

私「9条になんて書いてあったか覚えてる?」

子ら「・・・戦争しない・・・だったかな」

私「そう!9条には、『戦争しない』って書いてあるんだよね。でも、みんな今、戦争の心配してるんだね」

 正直、胸が痛みました。小学生が、今の社会をそんな風に見ていたんだと。この子たちは、大人の私たちより、ずっとリアルに戦争の脅威を感じています。

「でもね、君たちを戦場に送るなんてことは、絶対にさせません!」と言うと、子どもたちの笑顔がパアッと明るくなりました。あらためて握手をしようとすると、手袋を外した私を見て、「俺も」「俺も」と、彼らも手袋を外して握手に応じてくれました。

 

 普段は「政治とカネ」の問題を重点的に話しているので、集団的自衛権など、「海外で戦争する国」づくりのことを十分に話せないもどかしさを感じているのですが、「戦争はどうですか?」と聞いて来た子どもたちの漠然とした不安と、「戦場へ送らない」と言ったときの笑顔が忘れられません。

 あらためて、子や孫を戦場に送らない、戦争できる国になんか絶対にさせない!という思いを新たに、その場を後にしました。

 

 

 戦争できる国づくりを進めている人たちよ。大人たちのウソをすぐに見透かす眼差しを持つこの子たちの前で平和を語れますか? 


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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2014-12-05 22:46:19
とても良い話で涙がでてきました。
頑張ってください
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コメントありがとうございます (糸井ひろし)
2014-12-07 21:18:35
ありがとうございます。
実を言うと、このブログ書きながら、子どもたちの表情を思い出して泣いてしまいました。
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