糸井ひろしの気まぐれ日記

日本共産党群馬県西毛地区委員会役員の日々のあれこれ

写真も趣味なんですが

2013-11-13 | 雑想

 私の趣味の中に、「写真・カメラ」があります。気合を入れて楽しみたい時にはフィルムカメラを使うんですが、ちょっとした時間のすきまにスナップを楽しむ時などには、デジタルカメラの方が有利ですよね。

 

 今やケータイにカメラなんて当たり前ですし、ある意味では、フィルムカメラ全盛期よりも普及、利用者が増えているんではないでしょうか。

 高崎駅の西口側には、旧中山道が通っていて、そこを歩くと下町情緒を感じたり。随分通いました。古い家は少しずつ壊され、新しいおしゃれな家も増えたり、空き地や、それを利用したコインパーキングも増えています。

 

 そんなところでも、お散歩しながら、気軽にカメラを向けてシャッターを切る。ちょっと心にひっかかったものを撮影する。楽しいもんです。腕の良し悪しは別にして。

 

 まあ、そんな趣味の方は大勢いらっしゃるはず。そんな人にこそ、声を上げて欲しいことがあります。「秘密保護法を通すな!」と。

 何が秘密なのかは秘密にされ、知らずに触れても、本人の自覚もないまま逮捕です。裁判でも、何が触れたのかを知らされるのは裁判長だけ。一方的ではありませんか。

 好きで撮影した自分の写真は、自分だけで眺めるのも悪くありませんが、上達したいと思えば人に見せるものです。デジタル時代、撮影したものをwebに公開。その中に「秘密」があれば即逮捕。風景を撮影しても、「水陸の地形を撮影した」と逮捕。何しろ、撮影者は何が悪かったのかわからないままです。納得できませんよね。

 

 「今日ここへ行ってこんなものを撮影した」なんて、話してもダメだし、「どこへ行ったの?」と聞いても「秘密を知ろうとした」と逮捕。うっかり話もできません。

 

 民主主義の国では、みんなが自由に見、聞き、話すことが保証されることが大前提です。見ることも聞くことも、話すこともできなくなる。これは民主主義とは相いれません。

 私は、私の好きな被写体にカメラを向けて、写真を撮りたいんです。人のつくってきた町並み、建てた住宅、誰かが置いていったガラクタ...。人の歩く道の隅っこに咲くちいさな草花も。

 

 写真やカメラを楽しむすべての人に、自由に撮影したいすべての人に、あらためて、「秘密保護法を通すな」の声を大きく上げていただきたいと思います。私も声を上げます。