Dear my friends

保護犬ディアナ、ムック、アナ、猫のロロはすでにお空組。
今は保護犬luckとの日々を綴る不定期日記。

最期の記録

2013-09-15 15:28:05 | ディアナ
人間に見放された子がいます。

9月26日~30日が期限の子たちの情報です。

期限が過ぎたら譲渡の子が選定されます。
飼い主さんも現れず、譲渡にも選ばれなかったら、もう行き場がありません。
引き出しても引き出しても、捕獲数がそれを上回ります。
こちらの収容犬情報
どうなっちゃうのかな? 不安でいっぱいいっぱいの子たちです。

どうぞご覧になってください。知っている子はいませんか?
迷子になった子を捜している方はいませんか?
一日も早くゆっくり休ませてあげたいです。どうぞよろしくお願いします。

犠牲になるのはいつも弱者です。




ブリーダー崩壊によるレスキューです。


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●かわいいたちが、あたたかい家族を探しています●
詳細はバナーをクリックしてください。

定例のいぬ親会は毎月第3日曜日に開催




かわいいワンコたちに会いに来てくださいね。


アットホームな茅ヶ崎会場です。お待ちしています。


10月にお会いしましょう。




ちばわんボランティアによるセンターレポートです。どうぞこちらからご覧ください。

上記お問い合わせはちばわんまでお願いします。



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ムックの恩人クロエさんのお友達が保護している
宝ちゃんです。



ちょっと大きめとはいっても生後3ヵ月とちょっと。バリバリの現役子猫さんです。
かわいい宝ちゃんの詳細はこちらまでお願いします。


YMDC(横浜ザッシュクラブ)のこつぶちゃんのおうちにも
玉ちゃん


姫ちゃん

かわいいきょうだいがやさしい家族募集中!です。


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ようやくちゃんと写真を見ることができるようになりました



たくさんのお花に囲まれてディアナを送りました。
満月さん、ソラちゃんパパママ、ちゃっぴ母さん、歓ママ、ロビンママ、azuさん、
シル&プリ・ママ、ダヴィンチ母さん、nao*さん、小粒ママ、くりママ、
カプアンパパさん、ひまわりちゃんママ、ピッコリンママありがとうございました。



ディアナの最期の記録です(とても長く決して楽しくはないことをお許しください)

亡くなる日の朝、これが最後の散歩になるなんて・・・


M&D最後のツーショットです


8月31日午後10時(頃)ディアナは息を引き取りました

お口を半分開いて安心したような表情でした


午後8時ごろには数時間前までの痙攣も収まり、苦しかった呼吸も落ち着いて

寝ているときのふだんの呼吸にもどっていました


やっとお薬が効いてきたのかな、そう思いました
だからシャワーをと思い、10~15分ほどディアナから離れました


31日、病院に行く前のディアナはまだ立つことができました

悔やんでも悔やんでも悔やみきれません
シャワーなんてどうでもよかったのに
戻ったときにはディアナの呼吸が止まっていました


翌日の点滴に備えてつけたままだった針を抜きました。いやだもんね

あたたかくてふわふわで、私を見つめる瞳はまだ輝いていました
それなのにおなかが動きません
名前を呼んでもピクリともしません
抱きかかえるとだらんと、手足を垂らしたままでした

どうして待っていてくれなかったのかな

どうして一人で逝っちゃったのかな

辛い治療をよく頑張ったね、ありがとうを言いたかったのに

ひどいよディアちん




普段使っていたベッドのまま、9月1日、届いた棺に納めました

せめてせめて最期のときは抱きしめていたかったのに


これも最後の日の朝の散歩です。目が泳いでちゃんと見えていないようでした

亡くなる1週間ほどはまともには食べられませんでした
最後の3日間は何も口にしませんでした
だからお別れがそう遠くないことを覚悟はしました


ムックがお供えのジャーキーを食べてしまいました

父が入院中で母の面倒を見るため実家から点滴に通っていました
同じ横浜市内でも通院にかかる時間は倍どころではありませんでした
渋滞にはまるともっとでした
そんなこともディアナの体力を奪っていたのかもしれません
どうしてこんな時にと両親を恨みたい気持ちにもなりました
でもどうしようもなかった


最後の夜、ムックが添い寝してくれました

病院ではいつもしゃんとして、病気を感じさせないディアナでした
亡くなる日だって病院に行くときは歩いて車に乗ったのに
前日までは診察台でもちゃんと立っていたのに
診察台から下ろすとうれしくてドアにまっしぐらで
「ほんとに病気なの?」ってみんなを笑わせていたのに


どこに行っても人気者でした

様子がおかしかったのは亡くなった日だけ
診察台で初めて横たわり、それっきり立てなくなりました
このまま治療を続けるのはディアナの苦痛を長引かせるだけ
明日もこのままだったら安楽死を考えたほうが・・・と言われました
そんなこと考えられるわけがありません
先生との話を聞いていたのでしょうか


ちゃんと聞いてたよ。だからね・・・かあしゃんを楽にしようと思ったの

 
その日は家で休ませたくて、急遽、母の世話を姪に頼みました


実家でだってくつろいでいたと思うのだけど・・・

リビングの真ん中で横たわったディアナはおうちで安心できたかな
お水を少しずつ口に含ませてもほとんどこぼれてしまいます
薄いしゃぶしゃぶ用のお肉を焼いて口に入れてみました
力はないけどアムアムと食べるしぐさをします


ちょっと前まではこんなに食いしん坊だったのに

もちろん噛み砕くことも飲み込むこともできません
どうしてもぽろっとこぼれてしまいます
それでも何度か口にお肉を入れてあげました
おいしいよ、もっとくだしゃいというようにアムアムしました
食いしん坊らしいね、そうじゃなくちゃねディアちん

お肉の味はわかったかな 
おいしい匂いは感じてくれたかな

亡くなる前日の夜はディアナも私もほとんど寝ていません
落ち着ける場所がなくて、横になってもすぐに立ち上がりウロウロ
クゥーンクゥーンと泣きます
そのたびに外に出て、車も人も通らない真夜中の道を歩きました
月も星もとても明るくて、ディアちんのお迎えなのかな
そんなことが頭の中をよぎりました


吐くものがないはずなのに出ちゃうでしゅ。かあしゃんが新聞紙を敷くんでしゅ

センターを出たのが2007年9月12日
もうすぐ丸6年、7年目をを迎えるはずでした
推定8歳、おちゃめでしっかり者
わがままで食いしん坊なディアナは
私たちに宝物をいっぱい残して逝ってしまいました


ディアナと同じ名前のドッグペンション


もう二度と撮れない写真

今頃はセンターで生き残れなかった2頭の赤ちゃんと出会っているのかな
ディアちんのことだからうるさいわよと言いながら6年ぶりの対面に涙してるのかな

ディアナ生まれてきてくれてありがとう

うちに来てくれてありがとう

ロロ爺とも仲良くやってね


9月2日14時、荼毘に付しました

葬儀場の前は真っ青な海


ただいま! 小さくなって戻ってきました

いつかまた会える日まで待っていてね


大好きな絵本『わすれられない おくりもの』から

アナグマは、ぐっすり、ねいってしまいました。
そして、ふしぎな でもすばらしいゆめを見たのです。
おどろいたことに、アナグマは走っているのです。
目の前には、どこまでもつづく長いトンネル。
足はしっかりとして力強く、もう、つえもいりません。
からだはすばやく動くし、トンネルを行けば行くほど、どんどんはやく走れます。
とうとう、ふっと地めんから、うきあがったような気がしました。
まるで、からだが、なくなってっしまったようなのです。
アナグマは、すっかり、自由になったと感じました。





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参考までにディアナのデータを記しておきます

8月7日
BUN(尿素窒素)140.9
CRE(クレアチニン)8.1
P(リン)12.8
CA(カルシウム)8.4

8月20日
BUN(尿素窒素)171.4
CRE(クレアチニン)7.5
P(リン)16.2
CA(カルシウム)7.0
WBC(白血球)7.8×103
RBC(赤血球)4.72×106
HCT(ヘマトクリット)30.8%

8月31日
この日は計測不能を予測して3倍希釈した結果の数値
BUN(尿素窒素)282.6
CRE(クレアチニン)15.6
P(リン)23.7
CA(カルシウム)8.7
WBC(白血球)13.83
RBC(赤血球)3.426
HTC(ヘマトクリット)23.4%

高めの数値でもそれを感じさせなかった子が、
20日からの10日間でなぜここまで悪化したのか、原因は不明
結局は腎不全の数値も自己免疫介在性溶血性貧血の値も基準値をはみ出していた

涼しい日が続いたときはまあまあ食べて、
おやつをくれるおじさんに向かって走ったこともあったのに
その時は希望すら感じたのに

最後の3日間は何も口にできずそれでも吐いたり下痢したり
残された治療は人工透析
これをやるには最低でも24時間の入院
治療そのものでもかなりのストレスがかかる
やったとしてもその効果は一時的なもので完全治療ではない
個体差があってどれくらい効果が保てるかはやってみないとわからない

先生はお勧めできないと
これをやるべきだったのか・・・
大学病院のほうへ行くべきだったのか・・・
こういう病気は飼い方のせいじゃないからね、先生の言葉がむなしい

数えたらきりがない後悔の数々
もっともっと看護したかったのに、一緒にいたかったのに・・・
それでも昨年10月から約10か月頑張ってくれたことを思うと
ディアナには長かったんだね
人間に換算すると40か月、3年と4カ月頑張ってくれたんだね
母が受け入れることができるとディアちんなりに判断したんだね

強い子だったね、ありがとうディアちん








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14 コメント

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Unknown (シル&プリ ママ)
2013-09-16 10:49:21
猫の手さま

まだ2週間。
お辛いでしょうに 頑張って写真をアップしてくださったのですね。
ありがとうございました。

ディアちゃんの最期の様子も、データも
詳しく書いてくださって、
読みながら涙が止まりませんでしたが
ディアちゃんがどんなに頑張ってくれたか
よくわかりました。

PC画面をなでながら、
そっか、本当にディアちゃんは 
逝ってしまったんだ、と
私も納得することができました。


『わすれられない おくりもの』

楽しい贈り物、かわいい笑顔をいっぱい
わたしもお裾分け いただきました。

ディアちゃん、ありがとうね。
ムックちゃん、また 遊んでね。
返信する
Unknown (サラロン)
2013-09-16 14:09:41
ディアナちゃん、、
笑顔の思い出をたくさん残して
逝ってしまったのですね(泣)

我が家のロンが一日前にそちらに行ってるので
新入犬同士、仲良くそちらで過ごしてくださいね
そして、たまに私たちを思い出し、見守ってくださいね

まだまだお辛い日々だと思いますが
ムックちゃんと一緒に過ごしながら、いつしか、、
ディアナちゃんとの時間が素晴らしい思い出に
笑顔の思い出の時間になるよう
お祈りしております

たくさんの幸せを運んできてくれた
天使のディアナちゃんに
ありったけの感謝をこめて、、、
ありがとね、バイバイ
返信する
Unknown (うーのん)
2013-09-16 23:32:53
猫の手さん、びっくりしました。
言葉になりません........。

アムアムって食べるしぐさをする
ディアちゃんのお顔がなんともいえず.....涙がでます。
去年クリスマス会でディアちゃんに会えてよかった。
のんちゃんに会ったら遊んであげてね。

心よりご冥福をお祈りします。
返信する
Unknown (チャチャまま)
2013-09-17 09:46:55
猫の手 様

ご無沙汰しております。
コメントを書くまでに随分時間を用してしまいました。
我が子を亡くした方に何と声を掛けていいのか・・・

うちの長老も14歳を過ぎ、この子が天に召されたら・・・
そう考えた時「いつか必ず会えるから!」
この言葉しか浮かびませんでした。
猫の手さん、ディアナちゃんに「いつか必ず会えるから!」その日まで元気で、そして笑顔で。

チャチャまま より
返信する
Unknown (ピッコリンママ)
2013-09-17 18:26:32
天国に飛び立つ瞬間をママに見せなかったのは、ディアチンの優しさだと思います!我家のミー君が突然天国に逝った時も、催眠術に掛けられた様に寝てしまった時でした‥。未だに後悔していましたが、ディアチンのお話を伺って、ミー君の優しさだったんだと解りました。

ディアチン!最後まで偉かったね~!
天国のドックラン!キット元気イッパイに飛び回っているだろうナァ~!
返信する
Unknown (猫の手)
2013-09-18 00:24:58
♪シル&プリ・ママさん

あっという間に半月が過ぎてしまいました。
こうして記すことで受け入れることができるかなと・・・。
でもやっぱり無理でした。
私の後をついて回るチャカチャカした足音、
しっぽを振るときの空気の揺らめきの音、
寝ているときの穏やかな呼吸の音、
そんな音が聞こえたような気がしてつい振り向いてしまいます。

PC画面のディアちんをなでなでしてくれてありがとう。
シルヴィーちゃんのママって、ディアちんは分ったと思います。

返信する
Unknown (猫の手)
2013-09-18 00:37:01
♪サラロンさん

同じ立場なのにありがとうございます。
亡くなる前の晩、ディアちんと一緒に見た星は
きっとロンくんだったんですね。
あの時は知らなくて、ディアちんのお迎えかと思い、
眠ることができませんでした。
ムックはとうにディアちんがいなくなったことを受け入れているのに、
いつまでも引きずってまったくだめな飼い主です。

でも、母が会いたかったロンくんにディアちんが会えたって思うと
心にポッと灯りがついたようにうれしいです。
返信する
Unknown (猫の手)
2013-09-18 00:52:57
♪うーのんママさん

ありがとうございます。

あわてん坊のディアちん、
バタバタとのんちゃんのそばに行っちゃいました。
アムアムのしぐさに希望を見出したけど、だめでした。
去年のクリスマス会で久しぶりにうーちゃんに会えて
よかったです。
白ムク隊のみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。

返信する
Unknown (猫の手)
2013-09-18 01:00:07
♪チャチャままさん

こちらこそご無沙汰をお許し下さい。
チャチャままのお気持ちうれしいです。

ロロの時は18歳。神様にお返ししたと思えたけど、
ディアナは8歳。神様に奪われてしまったとしか思えなかったけど、
いつかきっと会えると信じます。
ありがとうございました。
返信する
Unknown (猫の手)
2013-09-18 01:08:12
♪ピッコリンママさん

ありがとう。
ミーくんとのお別れもそうだったんですね。
いつもならあんな時間にシャワーを使わないのに、あの日に限って早い時間でした。
ディアちんの優しさに導かれたのかもしれないですね。
返信する

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