大先輩に薦められた「サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ著)」を読み終えました。
確かに面白い本ですね。
人類の歴史を四次元的に解き明かしながら、あろうことか「認知革命」「農業革命」「産業革命」は虚構だと指摘し、読者の心をわしづかみにしていきます。
読み進むうちに、これまでの先入観や固定概念、常識といったものが根底からひっくり返されていきます。
そして最終章では、近い将来にはバイオテクノロジーや人工知能で人間の体や脳や心のあり方が変わるだろうと予測し、「私たちが直面している真の疑問は、『私たちは何になりたいのか?』ではなく、『わたくしたちは何を望みたいのか?』かもしれない。この疑問に思わず頭を抱えない人は、おそらくまだ、それについて十分に考えていないのだろう」と結んでいます。
マーク・ザッカーバーグは「この世の謎を解き明かしてくれる知的冒険の書だ」、ビル・ゲイツは「人類の未来が気になっているすべての人に薦めたい」と述べたそうですが、できることなら茶々の意見も聞いてみたいものです・・・
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