すべてが0になる

幸せとはその瞬間だけに見える幻想なのかもしれない

大統領のカウントダウン

2006年04月19日 09時49分59秒 | 日記
容赦なく無意味なネタバレを含みます。

とりあえず感想。
一番最後に事実に基づいたみたいなテロップが流れるんですが、

明らかに脚色しすぎ

だと思いました。

韓国映画みたいにある意味国家的な思想を含んでいる側面が無いとは言えない感じ。
あ、韓国映画と言っても日本で公開されてるやつは別。

説明が前後しますが、この作品はロシア映画。
ロシア軍が協力しているので、装甲車やヘリ、戦闘機は本物。
なので、その辺は雰囲気出てます。
個人的にはロシアの戦闘ヘリ”ハインド”が飛んでミサイル撃ってガトリングガン発射するシーンは
結構珍しいんじゃないかと思うので良かったです。

ミグ29の本物も二機出るのですが、青を基調にした変なカラーリングでした。
アクロバット飛行用かなんかなんだろうか・・・。
普通に離陸して普通に飛ぶだけなので、こっちはさほど。

ですが、ロシア映画なのに空母からF/A-18が離陸し爆撃するシーンがあったのには驚き。
本物か?とちょっと疑いましたけど、ロシアに同クラスの空母と戦闘機は無いような
気もするので多分本物なんでしょうねぇ。

最後にアラブのテロリストの本拠地、何故か砂漠にキャンプ張ってるだけなんですが、
そこをこれでもかと言わんばかりに爆撃。
実際に爆弾やミサイルを発射するシーンは無いんですが、突然この映画で一番の
豪快な爆発シーンの連続。
東映特撮なんかと違って、物凄い爆炎が上がりまくり。
ある意味なんか恨みこもってないか?と思うほどに爆発しまくり。

爆炎を後に飛び去るF/A-18かF-16らしき飛行機が映るだけでそのシーンは終わりでしたが。
微妙なラインじゃないですかね、これ。政治的にかなり。

あと、パトカーが多数出てくるんですが、BMWの一つ前の型の5シリーズ?と
ベンツのCクラスっぽいのが大量に出てきます。
ロシアの警察ってそんなに金あるんかねwwww
でもチョットしたシーンや後しか映らないシーンは何か知らない車でした。
その割りに装甲車に意味も無く踏み潰されたり派手にクラッシュする車はBMWとベンツでした。
なんて言うか、逆西部警察って感じ?

それ以外のアクションシーンはかなり地味です。
主人公はサイレンサー付きの拳銃一丁しか武器は使わないですし、展開が無駄に早すぎて
何が何だかよくわかりません。
そして都合よく飛行機の操縦が出来たりします。

ストーリーも早足なのか説明不足なのか分からない程に展開だけが早く(゜Д゜)ポカーン
って感じでした。
最後の方に思いっきり伏線みたいなシーンがあるんですが、未消化で終了。
アメリカンな感じで台詞を締めて終わり。




が、ある意味この映画最大のポイントはエンディングテーマ
スタッフロールが流れるバックでやたらとけたたましく明るい曲が流れます。
さすがに吹きましたwww

そしてこれは超個人的なツボだったんですが、ロシア映画なのでロシア語が流れます。
すると、(゜Д゜)←の「Д」がやたらと出てくるんです。
ロシア文字だと頭では分かっていても、イメージではどうしても全てが

(゜Д゜)

に見えてしまって吹きましたwww


最近毎月1回くらい映画を見に行くんですが、イマイチ劇場で見る価値のある映画ってのに
当りませんね。
これもレンタルで良さそうな感じ。

皆さんもご自宅で(゜д゜)を見て遠慮なく吹いて下さい。