西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

空手の話・・・空手指導者研修会二日目

2012-09-23 18:06:24 | 日記

2日間の研修終了しました、これがその証です

毎年この研修は受けているのですが、今年度は昨日書いたように新たなルールの研修でしたので、特に有意義でした。

審判研修の手伝いに中学生や高校生大学生が参加してくれました。特に今年度宮崎第一高校がインターハイにおいて男女とも優勝しました(これはホント凄いことです)。

その第一高校が研修会に選手としてきてくれますから、他県の強豪高校が参加しました。審判の研修のための試合なのに、皆本気モードの真剣さでした。

そんな中で研修できたのは良かったと思います、(なんと今回の受講生は120名ほど)

研修生を代表して修了証を竹村館長がいただきました

今回のルール改正は見る側にとって分かりやすいものになっています。ぜひ試合を見に来てください。

さて佐藤会長が閉会時に挨拶されました(いつも素晴らしい挨拶です)、それは武道家柳生家の家訓についてです。

その家訓とはこのようなモノです

● 小才は、縁に会って縁に気づかず
● 中才は、縁に気づいて縁を生かさず
● 大才は、袖振り合うだけの縁をも生かす

超武道家の家訓が商家のような家訓なのですが、よくよく噛みしめると、素晴らしい家訓です。

縁に如何に合うか、如何に気づくか、如何に活かすか、これはまさに武道にピッタリと合います。私たち南空会(国際空手道松濤会)は稽古最後に道場訓を唱和します。

一つ人格完成に努めること

一つ誠の道を守ること

一つ努力の精神を養うこと

一つ礼儀を重んじること

一つ血気の勇を戒めること

この5つです、これはつまり礼儀正しくすることで社会の中で認められ(その社会にはいることができ)、その中で努力することによりある縁(チャンスと言っても良い)と出会い、誠の道で縁を生かす事(縁というモノを誠実に大切にする)により、また控えめで穏和な態度、努力する姿は更なる縁と出合う、そしてそれらを総合的に使い、人格を完成すると言うのが武道による人間形成です。

武道が如何に青少年の教育に良いか理解できると思います。ひとりぼっちではできることはしれています、色々な方々の応援、援助、教えがあってヒトは大人になります。それらの要素が増える環境を作れば良い訳です、その環境を作ることができるのが武道教育ですね。

色々な学びのあった研修でした。

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しあわせのかたち

 

 


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1 コメント

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Unknown (神原)
2012-09-23 21:10:47
「柳生家の家訓」は簡潔に真をあらわしていますネ
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