2日間の研修終了しました、これがその証です
毎年この研修は受けているのですが、今年度は昨日書いたように新たなルールの研修でしたので、特に有意義でした。
審判研修の手伝いに中学生や高校生大学生が参加してくれました。特に今年度宮崎第一高校がインターハイにおいて男女とも優勝しました(これはホント凄いことです)。
その第一高校が研修会に選手としてきてくれますから、他県の強豪高校が参加しました。審判の研修のための試合なのに、皆本気モードの真剣さでした。
そんな中で研修できたのは良かったと思います、(なんと今回の受講生は120名ほど)
研修生を代表して修了証を竹村館長がいただきました
今回のルール改正は見る側にとって分かりやすいものになっています。ぜひ試合を見に来てください。
さて佐藤会長が閉会時に挨拶されました(いつも素晴らしい挨拶です)、それは武道家柳生家の家訓についてです。
その家訓とはこのようなモノです
● 小才は、縁に会って縁に気づかず
● 中才は、縁に気づいて縁を生かさず
● 大才は、袖振り合うだけの縁をも生かす
超武道家の家訓が商家のような家訓なのですが、よくよく噛みしめると、素晴らしい家訓です。
縁に如何に合うか、如何に気づくか、如何に活かすか、これはまさに武道にピッタリと合います。私たち南空会(国際空手道松濤会)は稽古最後に道場訓を唱和します。
一つ人格完成に努めること
一つ誠の道を守ること
一つ努力の精神を養うこと
一つ礼儀を重んじること
一つ血気の勇を戒めること
この5つです、これはつまり礼儀正しくすることで社会の中で認められ(その社会にはいることができ)、その中で努力することによりある縁(チャンスと言っても良い)と出会い、誠の道で縁を生かす事(縁というモノを誠実に大切にする)により、また控えめで穏和な態度、努力する姿は更なる縁と出合う、そしてそれらを総合的に使い、人格を完成すると言うのが武道による人間形成です。
武道が如何に青少年の教育に良いか理解できると思います。ひとりぼっちではできることはしれています、色々な方々の応援、援助、教えがあってヒトは大人になります。それらの要素が増える環境を作れば良い訳です、その環境を作ることができるのが武道教育ですね。
色々な学びのあった研修でした。
西都モノクローム
しあわせのかたち