毎年行っている議員活動をおこないました
「三市町村議会国道整備促進合同協議会 宮崎熊本両県要望活動及び総会」です
5月にブログに載せましたが、この協議会は設立して50年になります
50年間ずっと、西都市、西米良村、湯前町が力を合わせて国道219号の整備に声を上げさせて頂いています
私は大学そして30半ばまで名古屋住まいでした
名古屋時代は年に2回ほど名古屋西都間を車で行き来していました
あのころは八代までしか高速道路がなく、そこから人吉にいきそこでハタと考えたものでした
湯前西米良経由でいくか、えびの小林経由でいくかです
距離は湯前経由が短いのです
ですが道の良い小林経由の方を多く使っていました(3対7位です)
なぜなら道路整備が10号線の方が良かったからです、特に同乗者が車に弱いと湯前経由は敬遠しました
宮崎県側にはいると特にいただけなく、くねくねと細い山道を対向車を気にしながら走ったものです
ですが、最近はだいぶ改良されてきました
熊本方面にいくときは西米良、湯前、人吉ときて高速に乗るというパターンが最近多いです(しかし日本の高速道料金って高いですよね~)
これも先輩たちが50年前から要望してきたことの表れかなと感謝しています
でもまだまだ整備改良すべき箇所が残っています、そこを要望してきました
今回は担当委員会の委員長なので役目もあったし気合いを入れていきました
昨日の様子はFbにアップしていますので、それ以外を概要とともに報告します
先ず熊本県で要望です、ここでは主に湯前町の皆さんが行いました
今回トピックスがあります、押川市長が2日間とも要望に同行していただいたことです
これは同日熊本に別件で用事があったこともあり、大切な案件ということで参加されたようです
熊本県庁での要望提言が終了したら、総会です
事業報告決算報告そして事業計画、予算など話し合いました
総会のあとは意見交換を兼ねた夕食会です
いろいろな方とお話が出来ました
中武西都市議会議長の音頭で万歳三唱
今日は宮崎に向かい、三カ所に要望です
その前にどのような要望や提言をしたか箇条書きで紹介します
*前文
・国道219号は九州縦貫自動車道の人吉インター及び東九州自動車道の西都インターへのアクセス道路としての役割が大きくなった
・南海トラフ大地震など大災害時における緊急援助、緊急支援など「いのちの道」として役割を持つ
・本路線については西米良横野工区完成、西都市岩下工区、西米良村越野尾工区、小春工区、湯前町上里工区で整備を進めて頂き深く感謝している
・しかし未整備箇所が未だ多く残されており、整備促進が強く望まれている
・国道219号が持つ波及効果と沿線住民の念願をご賢察頂き次の通り特段の配慮をお願いする
*現況と課題
・山間部は急カーブ、復員狭隘であり、災害に弱い
・未整備区間が多く産業経済、文化振興、災害時の緊急輸送のネックになっている
・西都宮崎間でバイパス区間以外は交通渋滞が発生し交通連携に支障を来している
・湯前上里工区は歩行者、特に高齢者通学児童生徒の通行が危険な状態にある
*整備の効果(整備された場合考えられる効果)
・九州縦貫自動車道と東九州自動車道への連絡機能の向上
・大災害時の「いのちの道」としての役割
・車両、歩行者の安全安心
・西都原古墳(日本遺産ですから)と人吉城下町との直結により観光資源の開発
・食糧基地としての生産基盤の振興、関係し町村の活性化
以上の事をふまえ3つの提言
・西都市(瓢箪淵)から西米良村(小春)間の早期整備促進
・広瀬バイパスの早期整備促進
・湯前町上里工区付近の歩道の早期整備
そして予算確保について要望しました
これは平成21年度から道路特定財源が一般財源化され、地域の道路を取り巻く環境が厳しくなってきたことをふまえ予算の安定確保が必要というものです
・高規格幹線道路から市町村に至る道路網の整備を着実に推進するため、道路整備の遅れている地方の実情をふまえ、必要な道路予算を安定的に確保し、地方への重点配分を図ること
こういった内容です
宮崎県では先ず宮崎県議会副議長、次に県土整備部、宮崎県知事と三者に要望しました
その趣旨説明を私がさせて頂きました
ところで意見交換する場があり、私は災害になった場合重要なのは地元業者の存在であり、彼らがきめ細かい救援活動を行っている
地元民の安心安全を担う地元業者の育成がはかれる環境を作ってほしい
そのような意見を言わせて頂きました