西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

今日(10/4)の宮崎日日新聞 客論

2010-10-04 15:01:18 | 日記
自転車については、このブログでも何度か書かせてもらっていますし、西都市議会9月議会においても一般質問させてもらいました。

私が自転車に興味を持ったのは高校時代に読んだ「サイクル野郎」という漫画からです。(また始まった、誰もtoshiroの興味のことなど聞きたくないって・・の声が)。

自転車で一人旅をする、額に汗流し急な坂を駆け上り、ある時はユースホステル・ある時はキャンプ、その中で自分探しの旅をし、己を鍛えていく、川端康成の「伊豆の踊子」みたいに可憐な少女と出会い、淡い恋が・・・。そのときから妄想だけは日本一でした。

こんなこと考えているのは俺一人かなと思ったら、やっぱりいるんですね変な趣味を持つやつが。彼の名前はSくんといって、大学は薬学部に行き、たぶん製薬会社に勤めていると思いますが、卒業後一回もあっていないので詳しいことは知りません。

高校生でツーリング車など買う金もない私たちはいつも、パンフレットを見てため息をついていました(5段変速のしょぼいけれど、自転車は持っていたので、旅をしようと思えば、できたはずです。それをツーリング自転車がないからできない・・と思っていた甘ちゃんでした)

ある日、sくんが自分たちで組み立てようといいだします。ゴミ捨て場(産廃の収集場所?)に自転車がいっぱい捨ててあったのを見つけたのです。
クロモリ(フレームの素材の名前です)を見つけて組み立てようと行ったのです。そこまでははっきり覚えていますが、その後の私の行動の記憶がありません・・皆さん知っての通りめんどくさがりの私です、きっと「メンドクセー」とでもいって、やらなかったに違いありません。だけどSくんは、拾って(捨て場のおじさんに許可もらって、彼は私と違って律儀でした)自転車を組み上げたような記憶があります(sくんエライ、パチパチ)。

そういえば、彼から真冬に1泊の自転車の旅を誘われましたが、たぶん(いや、これは覚えています)「寒いの嫌い」といって断りました。めんどくさがりの上に軟弱でした。

あっ、そうそう宮日の記事のことを書くつもりだった。本日の宮日3面に疋田 智さんという宮崎出身(日南→宮崎西高→東大→TBS )の方が「自転車は体と心と街に効く」というコラムを書いています。是非読んでください。(それだけかよッー の怒りの声が)

私の自転車熱が再燃したのは、4年前に彼の著書を読んでからです。
読み物としてもおもしろいし、自転車を取り巻く状況、特に未来の社会について書かれています。読んだらたぶん、自転車の掃除を始め、仕事場まで自転車で行くようになること請け合いです。
コメント
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