1031ビジネス・コンサルティング

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ZARA LARSSON とH&M

2017-05-26 09:55:29 | 独り言
TIME誌の「2016年世界で最も影響力のあるティーンエイジャー30人」の1人に輝いた ZARA LARSSON。ザラ・ラーソンの限定カプセル・コレクション「ZARA LARSSON][H&M]が発売されたのですが、「SO GOOD」の曲で興味を抱き、動向に注目していました。
彼女はスウェーデン出身なので、スウェーデンのアパレルメーカーH&Mがコラボするのはよくわかりますが、ファストファッションの世界的ライバルの名前は「ZARA]、スペインの企業です。
ライバルの名前を持った歌手と服のデザインまでコラボするとは驚きました。
とかくファストファッションのデザインはパリコレなどのショーを写真に撮って、すぐにバングラデシュに送り、2週間で製品に仕上げるという話があるくらいですから、パリコレ参加企業自身が、即売を始めるなど対応に苦しんでいる状況です。
そんな中で、ライバルの名前を持った歌手とのコラボ、ライバル名がそのたびに出てくるわけで、普通なら心中穏やかならぬ感じだと思うのですが、心が小さいといわれそうですね。
彼女の歌やファッション・デザインのセンスは、H&Mの顧客ターゲットズバリだと思います。
そういう意味では、早々に彼女をパートナーとして選んだ選択眼に驚かされもします。
ZARAとはすみわけができているのでしょうか。
中国のショッピングセンターや百貨店を構築する際、困ったのはセカンドブランドが十分配置できないことでした。
LV、シャネル、グッチ、プラダ、エルメス・・・・フランスやイタリアのオートクチュールの有名ブランドや皮革製品のメーカーはすぐにレイアウトなども思いつくのですが、日本でいうオンワードやレナウン、サンヨーなど、またセレクトショップやDC系のブランドなどの構築ができないのです。
中国でもオンワードの五大陸などのブランドはすでに、当時(10年ほど前)進出していた伊勢丹などで販売されていましたが、中国のそれに見合うブランドもありませんし、中国の百貨店などでそうした日本ブランドが受け入れられるような状況ではありませんでした。
中国の百貨店で生地売場に行くと英国のDAKSなど、あのストライプの生地が着分1万円で売られていた時代です。
世界的な流れの中で、ラグジュアリーブランドは生き残りながら、セカンドブランドの苦戦、ファストファッションの隆盛、時代の流れは恐ろしいものです。
ファッション業界のいろいろな企業の栄枯盛衰を見てきたものとしては、いま日本のアパレル企業が置かれている状況には歯がゆさを感ぜずにはいられません。
若者の消費もSNSなどの開発で大きく変化し、婦人服の流行にあまり左右されない女性も増えてきた感じがします。
消費の多様化がますます進む中で、日本の若者がもっと裕福になってもらわないと、限られた資金の中での生活では、おしゃれに費やす時間もお金も出てこないのかもしれません。
旅をしても日本の若者に会う機会が非常に少なくなった今、それでも将来に夢を持った若い人たちが活躍できる時代づくりを、場所づくりをしないと、日本は遅れていく一方ではと心配します。
それでも若い方たちには言われそうです。
「心にゆとりがあれば裕福です。」と。
価値観を共有するのもむつかしくなってきた現在ですが、過去のオリンピック不況を経験した者にとって、これから来るオリンピック、そしてその後に目を向けたくなります。
不況を知らない若い人たちにとって、高度成長期も知らないはずですから、何とか良い方向にしのいで、心だけでないゆとりを模索してほしいと思います。







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