僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.1599【 慈 悲 】

2018-02-27 05:00:04 | 
   慈 悲

        にのみや あきら

仏様は
人間を
どの様に扱ってくださるか
判らないが
仏様の慈悲に甘えてはならない
楽をさせてもらいたい
苦を除いてもらいたい
などと思うのは
甘えの構造

人生は
苦あるのみ
苦しむために産まれてきたのだ
キリスト教の教えにもあるように
人間は産まれながらにして
罪を背負っている
それを償うには
苦に堪えるしかない
慈しみや憐れみの
施しを受けようなどと言うのは
もってのほか
現世で期待してはならない
それは
死後のこと
それも
どうなるか判らない
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